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2022.08.31

VOL134 ELPAメールマガジン

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VOL134 ELPAメールマガジン (2022.8.31)
特定非営利活動法人(NPO)英語運用能力評価協会
https://english-assessment.org
☆HPが新しくなりました

〒162-0806 東京都新宿区榎町39-3神楽坂法曹ビル501
Tel. 03-3528-9891(平日9:00~17:00)
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★
ELPA事務局長の白戸です。
メールマガジンをご覧いただき、ありがとうございます。
新しい学びの形や最新の教育情報をお届けします。

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目次
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■ELPAからのお知らせ□
ELPA教育セミナー 9月10日(土)
英語4技能プレイスメントテストE-Visionは何を測るテストなのか
https://english-assessment.org/seminar220910/

【1】ELPA Pick Up教育情報
☆今週の注目情報
▼中央教育審議会教育振興基本計画部会(第6回)会議資料
外国語教育について
▼教科書・教材・ソフトウェアの在り方ワーキンググループ(第5回)配布資料
個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた教科書・教材・ソフトウェアの在り方について(案)

【2】ELPA 英語教育チャンネル・セミナー・テスト・教材・書籍
▼ 【英語4技能プレイスメントテストE-Vision モニターテストのご案内】
https://english-assessment.org/evision/

【3】事務局からのお知らせ
<ELPA会員について>
▼2022年度会員募集
https://english-assessment.org/members_recruitment/
▼ELPA Vision
最新号(第8号)が刊行されました。
https://english-assessment.org/elpa-wp/wp-content/uploads/2022/07/elpavision_08.pdf

【4】Pick Up教育セミナー・イベント・コンテンツ・サービス情報
▼小学校キャリア教育の手引き(2022年3月)

【5】その他(調査・報告・論文・提言など)
▼小学生のゲーム依存
~ゲームのやり過ぎで依存症に(富山大学 山田正明助教)~
▼デジタル出版ビジネスの課題 ―― デジタル出版論 第3章 第9節

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■□ ELPAからのお知らせ □■
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■9月10日(土)英語4技能プレイスメントテストE-Visionは何を測るテストなのか
新年度の英語クラス分けのために、スピーキングテスト、ライティングテストは
具体的にどのような能力を測って、どのようにグループ分けを行うのが適切でしょうか。
現在、英語4技能プレイスメントテストE-Visionを開発中の先生方と考えます。
英語4技能プレイスメントテストE-Visionは、
リスニング・リーディングは2023年1月、
スピーキング・ライティングは2023年7月リリース予定です。
英語4技能テスト導入をご検討中の大学・大学院・短期大学・高等専門学校等の先生方/
関係者、企業の教育ご担当者を対象とします。
Zoom Webinarにて開催します。(参加無料。同業他社の方のご参加はお断りする場合があります。)
セミナー概要 https://english-assessment.org/seminar220910/
【講師】根岸雅史(東京外国語大学大学院教授、ELPA理事長)
中野達也(駒沢女子大学教授、ELPA副理事長)
羽山恵(獨協大学准教授、ELPA理事)
【日時】
2022年9月10日(土)14:00~15:30(※ログインは開始15分前から可能)
【プログラム】
14:00~14:15 趣旨説明 ELPAの英語プレイスメントテスト(ELPA)
14:15~14:45 講演 英語スピーキングとライティングの言語処理能力を測る、とは(根岸雅史)
14:45~15:00 講演 学生の要望とE-Visionスピーキングテストモニター受験(羽山恵)
15:00~15:15 講演 E-Vision モニターテストにおけるライティング分析(中野達也)
15:15~15:30 質疑応答/アンケートとまとめ(ELPA)
【定員】
先着100名(※定員になり次第または前日13時までで締め切り)
【お申し込み】
Peatixからお申し込みください。(※無料)
https://elpa-seminar-20220910.peatix.com

【セミナーお問い合わせ】
特定非営利活動法人 英語運用能力評価協会
担当:橋本志保 elpa@english-assessment.org
〒162-0806 東京都新宿区榎町39-3 神楽坂法曹ビル501
Tel. 03-3528-9891(平日9:00~17:00)

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【1】ELPA Pick Up教育情報
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☆今週の注目情報
▼中央教育審議会教育振興基本計画部会(第6回)会議資料
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/2019/09/1421377_00021.html
外国語教育について
学習指導要領における小・中・高を通した外国語教育の改善
「英語を使って何が出来るようになるか」という観点から、
小・中・高等学校を通じた5つの領域別( 「聞くこと」「読むこと」「話すこと
[やり取り・発表] 」「書くこと」 )の目標を設定
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/000188724.pdf

▼教科書・教材・ソフトウェアの在り方ワーキンググループ(第5回)配布資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/089/siryo/mext_00007.html
個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた教科書・教材・ソフトウェアの在り方について(案)
~ 中間報告(論点整理案) ~
https://www.mext.go.jp/content/20220825-mxt_kyokasyo02-000024664_3.pdf

【新しい時代の学びについて】
1▼「令和の日本型学校教育」を推進する地方教育行政の充実に向けた調査研究協力者会議(第6回)配付資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/177/siryo/mext_00013.html
「令和の日本型学校教育」を推進する地方教育行政の充実に向けた検討(案)
「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して」(令和3年1月中央教育審議会
答申)において、今後更に検討を要する事項として以下のことが挙げられた。
校長を中心に学校組織のマネジメント力の強化が図られ,自主的・自立的な
取組を進める学校を積極的に支援し,社会の変化に素早く的確に対応する
ための教育委員会の在り方,特に,教育委員会事務局の更なる機能強化や,
首長部局との連携の促進,外部人材の活用等をはじめとする社会との連携等を
含む教育行政の推進体制の在り方
これを契機としつつ、その他当面する課題等を踏まえ、
「令和の日本型学校教育」を推進する地方教育行政の充実に向けて、
以下のとおり検討を進めることとしてはどうか。
I.検討の視点
1. 社会の変化に素早く的確に対応するための方策
社会との連携を進める学校を支援する観点を含め、教育行政自体がより社会の
変化に素早く的確に対応するためにどのような方策が考えられるか。
・教育委員会事務局職員の育成・確保(教職出身者と事務職員の構成、学校及び
首長部局の人事との調整の在り方等)
・教育委員会事務局職員への外部人材の登用(教育長を含めた特別職としての
登用の在り方等)
・教育委員会事務局の組織開発
2. 新型コロナウイルス感染症事案等を踏まえた機動的、自立的な学校運営を
支援するための方策
新型コロナウイルス感染症への対応については、未知の事象に対して感染症
対策を徹底しながら児童生徒の学びの保障を図っていく機動的、自立的な対応が
求められた。感染症や災害等の非常時において強じんであり、創造的な学校運営を
支援するためにどのような方策が考えられるか。
・学校のガバナンス(学校運営協議会、学校評価、学校管理規則、学校裁量経費の
在り方等)
https://www.mext.go.jp/content/220711-mxt-syoto01-000023930_06.pdf

2▼デジタル教科書、英語で導入 小学5年~中学3年、24年度から
文部科学省は25日、2024年度から、小学5年~中学3年の英語でデジタル教科書を本格導入する方針を
中央教育審議会の作業部会に示し、大筋で了承された。
当分の間は紙の教科書と併用し、発音の学習に音声機能を生かせるなどデジタル教科書の利点が大きい英語から定着を図る。
25年度以降、他の教科にも段階的に拡大する。
文科省は21年度に全国の約4割の小中学校でデジタル教科書の実証事業を始めた。
国の「GIGAスクール構想」により小中学生に1人1台のデジタル端末の配布が進んでおり、
22年度はほぼ全ての国公立小中学校で英語のデジタル教科書が試行的に使われている。
学校現場では、ネーティブスピーカーによる朗読の再生機能などのニーズが高く、
繰り返し音声を聞けるといったデジタル教科書の利点が生かしやすい英語で先行導入することにした。
https://mainichi.jp/articles/20220825/k00/00m/040/370000c
・デジタル教科書 再来年度から小中学校英語で先行導入を 中教審
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220825/k10013787841000.html
・デジタル教科書、24年度に英語から導入へ 算・数は25年度以降
https://www.asahi.com/articles/ASQ8T6KW3Q8TUTIL01M.html

【オンライン教育・ICT教育・デジタル教科書】
3▼1人1台端末のトラブル対応強化 文科省、GIGA支援機能を拡充へ
小中学生に1人1台の情報端末を配る国のGIGAスクール構想の一環で、文部科学省は来年度、
端末トラブルなどへの対応にあたる自治体の「GIGAスクール運営支援センター」の機能を拡充する方針を固めた。
学校で授業のICT(情報通信技術)化を助ける「ICT支援員」を束ねる「リーダー」を配置し、
端末の一層の活用を促す。文科省はセンターの運営費を補助するため、概算要求に102億円を盛り込む
https://www.asahi.com/articles/ASQ8S7JM1Q8SUTIL03P.html

4▼小学生の読解力、デジタルより紙 広島大などが初調査
読解力を問う文章問題を、それぞれ紙とデジタル端末で小学生に出題したところ、
小学3、4年の中学年以下で紙の平均点が上回ったことが26日、広島大などの研究チームの調査で分かった。
https://nordot.app/935829436395503616

【評価・教育データ・教育改革】
5▼今年度必修の「探究」 教員の約5割「生徒の質問に答える時間や人脈ない」
放課後学習支援のトモノカイが全国の高校360人に調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000005633.html
https://edtechzine.jp/article/detail/8015

6▼「受けなくても加点…入試としての公平性に疑問」「学校の英語教育が変わるきっかけになる」
東京都が11月に実施予定の「スピーキングテスト」に不安と期待
大内氏は「スピーキングを受けなくても点数が入るという、非常にずさんな制度を実行していいのか」と指摘する。
どういうことだろうか。
「11月27日の結果が返ってくるのは1月中旬なので、都立高校の推薦入試、
全体の定員の30%以上の人はスピーキングテストの結果は願書の提出に間に合わない。
また、分割後期第二募集、全体の約7%強の人も関係ない。つまり分割前期第一募集の人のみが用いるということだ。
一方で、これは公立中の生徒向けの試験なので、国立、私立、他道府県の生徒については学力試験の点数から、
スピーキングテストの点数を推定して加算することになっている。
本当に話す能力を大切に考えているのであれば、そんなことはしてはいけないはずだ。
スピーキングテストに抵抗しているように思われるかもしれないが、
導入すると言っているにも関わらず、ちゃんとやらないのか、と言っているだけだ」。
https://times.abema.tv/articles/-/10036253

7▼二刀流教師・山本崇雄「教えない授業」が生徒の自学力を育む、納得の理由
教育活動の主語は「生徒」、変わる教師の役割は?
教育のICT化が進み、授業の風景が大きく変わろうとしている。コロナ禍をきっかけにオンライン授業が始まり、
生徒に1人1台の端末が配布されたことで、従来の「教え方」に見直しが迫られている。
新たな授業の方法や教師の役割が問われ、教育現場でも模索が続く今、改めて注目したいのが
「教えない授業」という方法を提唱する山本崇雄先生だ。
現在、複数の学校や企業を舞台に教育プロフェッショナルとして活躍する山本先生に、
子どもの主体的な学びを重視した新たな授業の形について話を伺った。
https://toyokeizai.net/articles/-/611623

8▼将来の希望がない子を支えるには?葉っぱ切り絵作家と世界トップティーチャーの答え
葉っぱの学校特別対談 2
京都の小学校の教員であり、「教育界のノーベル賞」と呼ばれる「グローバル・ティーチャー賞」トップ10に
全世界から選出された経歴を持つ正頭英和先生。
SNSをメインの活動の場とし、小さな葉っぱの上に広がる温かい物語が世界中のファンの共感を呼んでいる
リト@葉っぱ切り絵さん。
2人の特別対談1回目「葉っぱ切り絵作家と世界トップティーチャーが語る「子どもの力を伸ばす大人の言葉」」では、
リトさんの体験をベースに、「子どもの力を伸ばす」とはどういうことなのかを語っていただいた。
2回目では、リトさんの作品のアイディアの源と、正頭先生の「やりたいことがない」今の子どもたちに
体験授業をする理由がリンクするという発見が!
https://gendai.media/articles/-/98872

【英語教育・言語教育】
9▼英語は「決まり文句」が8割! 第二言語習得の専門家が説く、定型表現を学ぶ「8つの利点」
母語話者の言葉の多くが実は定型表現
文法と単語のどちらにも属さない定型表現は、雑多なものとして切り捨てられ、英語教育(=実践)においても、
言語学(=理論)においても、長らく軽視されてきました。
しかし、技術が進歩し、大量のテキストをコンピュータで分析できるようになると、
書き言葉・話し言葉の多くが、実は定型表現で構成されていることが明らかになってきました。
母語話者の書いたり話したりした言葉のうち、5~8割程度が定型表現で構成されているという推計もあります(*1)。
スマホの予測変換を使って文章を書いていると、予想外に適切な表現が提案されるので驚いてしまうことがあります。
我々の用いる言葉の多くは定型表現で構成されるため、産出された語句の後にどのような語が続くかを高い精度で予測できるのです。
https://gendai.media/articles/-/98777

10▼「国語力」がある子とない子の「家庭」の決定的な差
なぜ子どもの「国語力格差」は生まれるのか
文科省は国語力を単なる読解力ではなく、語彙をベースにして情緒力、想像力、論理的思考を駆使して
上手に生きていくための生きる力としています。
たとえれば、社会は荒海のようなところです。国語力は、その荒海を渡るために必要な「心の船」です。
語彙をベースに情緒力、想像力、論理的思考をフル回転させることで初めて、複雑な社会を生き抜くことが
できる。
昔の社会は今ほど複雑ではなく、国語力は自然と身につけるものでした。
読書によって語彙力・読解力を鍛え、自然の中での遊びを通して情緒力を鍛え、親族や他者と交わる中で
常識や想像力を磨く。
そして学校で年齢に合った論理的思考の訓練をしました。
しかし今は、それが非常に難しい時代になっています。格差拡大の中で、本を読む機会がほとんどない子や、
スマホやゲーム漬けで育てられる子が急増しました。
地域間交流が減り、人間関係も限定的。
外国籍で日本語を上手に操れない親、精神疾患や依存症で子どもと適切な対話をする余裕さえない親は
数百万人に及びます。
こうしたことから、親が意識を持って国語力を磨かせようとする家庭と、そうでない家庭では、
育った子どもの国語力に明確な差が現れます。
私はこれを国語力をめぐる「家庭格差」と考えています。
家庭格差の上層の子どもは豊饒な言語空間で育ち、豊かな想像、思考、表現が可能になり、
複雑な社会を生きる力を身につけることができます。
グローバリゼーションの中を生き抜ける若者は、そういう者たちです。
https://toyokeizai.net/articles/-/612335

【STEAM・社会・文化・環境】
11▼「歴史総合」教育現場からの報告:「暗記物」からの脱却目指す、教員には過大な負担も
日本史、世界史と分かれて学んできた高校の「歴史」の教科書が今春から、大幅に組み替えられた。
現代的な課題の解決に結びつけるために、近代以降の世界と日本の歴史を融合的に学ぶ
「歴史総合」がそれだ。
導入初年度の教育現場の状況や課題を、「歴史総合」の教科書編さんに携わった
お茶の水女子大学附属高校の玉谷直子教諭が解説する。
「歴史総合」とは何か
2022年4月から高等学校でも新しい学習指導要領が実施されている。
新学習指導要領では、育成すべき資質・能力の3つの柱として「生きて働く知識・技能の習得」
「未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力等の育成」「学びを人生や社会に生かそうとする
学びに向かう力・人間性等の涵養」が示された。
これらの資質・能力を育成するために「どのように学ぶか」がこれまで以上に重視され、
主体的・対話的で深い学びの実現に向け、授業の改善が求められている。
また、「学習評価の充実」が掲げられ、高校でも本格的に「観点別評価」が導入された。
定期考査のみから学力を評価するのではなく、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」
「主体的に学ぶ態度」の3つの観点から評価し、バランスの良い学力を育成することが求められるようになった。
高校教育は大きく変わりつつあるのだ。
https://www.nippon.com/ja/in-depth/d00832/

【教育調査資料・コラム・書評】
12▼OECD国際成人力調査(PIAAC)の実施について
国立教育政策研究所では、国際成人力調査を行います。
この調査は、社会や日常生活で用いるスキルを測定し、教育や学習の成果がどのように活かされているかを、
収集データを基に国際比較分析する国際共同調査で、その結果を各国の教育政策等の立案に役立てることを目的にしています。
約10年前の平成23年に第1回が実施され、今回は第2回となります。
OECD(経済協力開発機構)加盟国を中心に日本を含む30か国以上が参加します。
国立教育政策研究所は国内実施機関であり、事務局を生涯学習政策研究部が担当し、
個々の調査業務は委託を受けた(株)日経リサーチが行います。
■時期:令和4年9月~令和5年3月予定
■対象:16~65歳の約1万人の成人を対象に抽出
■結果公表:令和6年12月予定
詳しくは、こちらを御覧ください。
・調査パンフレット
http://mailmaga.mext.go.jp/c/agjAabxUdwfVdbbL

13▼公立なのに学校ごとの「学力格差」広がる根本理由
「学力が高い=いい学校」と思う人に欠けた視点
小中学生の間に、学力の「ふたこぶラクダ化」とでも呼ぶべき事態が進行していることが明らかになったのである。
それ以前の段階ではおおむね「ひとこぶ」だった子どもたちの学力分布が、
「できる層」と「できない層」に
分極化する傾向が見られはじめたのである。
そしてその「ふたこぶ」は、子どもたちの家庭背景と強く関連していた。
すなわち、「できる層」は豊かで安定した家庭生活を送っている層と、「できない層」は
家庭生活にさまざまな課題をかかえている層と大きくオーバーラップしていたのである。
この状態は今日の公立小中学校では常態化しており、「できない層」をどう支えるかという課題が
各校の共通した懸案事項となっている。
学校自体の格差が拡大
学力格差の実態を把握し、その改善・解決の方向性を探ろうと試みてきた筆者があるとき思いついたのは、
格差が顕在化しているのは1人ひとりの子どもたちだけではなく、彼らが学ぶ学校自体の格差が拡大し、
二極化が進んでいるのではないかという疑問であった。
勉強の「できる層」と「できない層」の二極分化を追いかけていたら、できる子が集まる「評判がいい学校」と
できない子が集まる「評判がわるい学校」への二極分化が目に入ってきたということである。
https://toyokeizai.net/articles/-/610114

14▼高速見直しに期待
学校の校則「HPなどで公開が適切」手引き改訂へ 文部科学省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220826/k10013788981000.html
12年ぶりの改訂「生徒指導提要」とは?専門家解説 校則で大きな変化も
https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0012/topic029.html

15▼アメリカで「教科書がNFT化」される可能性
アメリカの教科書の大手出版社「ピアソン」が、教科書をNFTとして販売する計画を立てているらしい。
NFTといえば、アートやチケットといった希少性の高いアイテムの取引が多い市場であり、
一方の教科書は誰もが閲覧できるべき真逆の性質のもの。
では、なぜピアソンは教科書のNFT化を計画しているのか。
答えは明快で、「二次流通による利益を得るため」であるそう。
https://tabi-labo.com/304416/wt-pearson-plans-nft-textbooks

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【2】ELPAのイベント・セミナー・テスト・教材・書籍
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【英語4技能プレイスメントテスト E-Vision モニターテストのご案内】
https://english-assessment.org/evision/
◆仕様:コンピュータ、タブレット、スマートフォンを使用した
ウェブサイト上の個別受験型テスト
(推奨環境:Windows10および11/Google Chrome、
その他のOS/Google Chromeは受験可能。
各機器にマイクおよびスピーカーが内蔵されていない場合、
イヤホン/ヘッドセット、インターネット接続環境が必要)
◆出題レベル:高校英語総合
◆試験時間:合計70分 ※練習問題、自由産出問題除く
・リスニング :20問25分
・リーディング:20問25分
・スピーキング:20問10分
・ライティング:20問10分
◆内容
リスニング :多肢選択
リーディング:多肢選択
スピーキング:文再現・整序/自由産出問題出題あり
ライティング:文再現・整序/自由産出問題出題あり
◆受験料:無料
◆期間:2022年4月~11月
◆対象:高等学校/高等専門学校/短期大学・大学 等
◆人数:40名以上
◆その他
・テスト終了後、引き続きアンケートに答えていただきます。所要時間は約10分です。
・受験者名簿を事前にデータでいただきます。
・採点データは、モニターテスト実施後2週間程度でお渡しします。
※なお、詳細なスコアレポート等はご提供しません。
◆【モニター問い合わせ】
https://english-assessment.org/contact/

【イベント・セミナー】
■9月10日(土)英語4技能プレイスメントテストE-Visionは何を測るテストなのか
新年度の英語クラス分けのために、スピーキングテスト、ライティングテストは
具体的にどのような能力を測って、どのようにグループ分けを行うのが適切でしょうか。
現在、英語4技能プレイスメントテストE-Visionを開発中の先生方と考えます。
英語4技能プレイスメントテストE-Visionは、
リスニング・リーディングは2023年1月、
スピーキング・ライティングは2023年7月リリース予定です。
英語4技能テスト導入をご検討中の大学・大学院・短期大学・高等専門学校等の先生方/
関係者、企業の教育ご担当者を対象とします。
Zoom Webinarにて開催します。(参加無料。同業他社の方のご参加はお断りする場合があります。)
セミナー概要 https://english-assessment.org/seminar220910/
【講師】根岸雅史(東京外国語大学大学院教授、ELPA理事長)
中野達也(駒沢女子大学教授、ELPA副理事長)
羽山恵(獨協大学准教授、ELPA理事)
【日時】
2022年9月10日(土)14:00~15:30(※ログインは開始15分前から可能)
【プログラム】
14:00~14:15 趣旨説明 ELPAの英語プレイスメントテスト(ELPA)
14:15~14:45 講演 英語スピーキングとライティングの言語処理能力を測る、とは(根岸雅史)
14:45~15:00 講演 学生の要望とE-Visionスピーキングテストモニター受験(羽山恵)
15:00~15:15 講演 E-Vision モニターテストにおけるライティング分析(中野達也)
15:15~15:30 質疑応答/アンケートとまとめ(ELPA)
【定員】
先着100名(※定員になり次第または前日13時までで締め切り)
【お申し込み】
Peatixからお申し込みください。(※無料)
https://elpa-seminar-20220910.peatix.com

【ELPA英語教育チャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCkQro2qd3BIZLYqSJxv7ACg/videos
※各セミナー全編動画はELPA会員に公開しています。
※非公開情報、著作権等の関係で公開していないセミナーもあります。

【ELPAコンテンツ】
▼英語4技能プレイスメントテストE-Vision
モニターテスト案内
https://english-assessment.org/evision/

【テスト・教材】
▼ELPAのテスト(中学・高校・大学・日本語)
https://english-assessment.org/test/

▼ELPAの教材・書籍・研究書
https://english-assessment.org/books/

▼ELPA Vision(https://english-assessment.org/books/
最新号(第8号)が刊行されました。
https://english-assessment.org/elpa-wp/wp-content/uploads/2022/07/elpavision_08.pdf

【イベント・セミナー・テスト・教材に関するお問い合わせ】
特定非営利活動法人 英語運用能力評価協会
橋本 shiho@english-assessment.org
〒162-0806 東京都新宿区榎町39-3 神楽坂法曹ビル501
Tel. 03-3528-9891(平日9:00~17:00)

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【3】ELPA事務局からのお知らせ
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<2022年度 ELPA会員募集>
▼ELPAの趣旨・事業活動に賛同してくださる会員を募集しています。
英語教育や言語テストの評価・測定に関心のある方であればどなたでも、
ELPAの会員になっていただけます。
会員には「正会員」と「賛助会員」があり、
ELPAが開催する各種の研究会やセミナーへの参加費(動画視聴含)が無料になるほか、
ELPAの分析データやテストを研究活動に活用していただくことができます。
*オンラインセミナーの過去動画視聴もできるようになります。
https://english-assessment.org/members_recruitment/

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【4】ELPA Pick Up教育セミナー・イベント・コンテンツ・サービス情報
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<教育関係セミナー・イベント>
▼第100回オンラインシンポ
【VRからメタバースへ -ポストコロナ社会に向けて-】
日時:2022年9月14日(水)12時~12時55分
講演:廣瀬通孝氏 東京大学名誉教授
ファシリテータ:石戸奈々子 超教育協会理事長
*ZOOMウェビナーにて配信予定
https://lot.or.jp/report/9520/

▼第7回「高大接続フォーラム」9月17日(土)開催
【開催内容】 『あらためてわかる!!新学習指導要領と教育DXの本質』
――「学力観」のトランスフォーメーション
https://www.tais.ac.jp/admission/koudai/blog/20220728/77651/

▼9/17 AI時代の教育学会第4回年次大会
第4回テーマ「AI時代の情報教育」
https://eduaiera.org/ai-%e6%99%82%e4%bb%a3%e3%81%ae%e6%95%99%e8%82%b2%e5%ad%a6%e4%bc%9a-2022%e5%b9%b4%e5%ba%a6-%e5%b9%b4%e6%ac%a1%e5%a4%a7%e4%bc%9a/

▼「朝日教育会議2022フォーラム」
10/1(土) 14:00~17:00(予定)
名城大学 天白キャンパス 共通講義棟北1F 名城ホール
[テーマ]社会を創造する次世代の情報エンジニア
https://aef.asahi.com/2022/meijo.html

▼10/1-どんな高校生が、大学・社会で学び、成長していくのか-
学校と社会をつなぐ調査 最終報告会&シンポジウム
「高校・大学・社会-学びと成長の10年を追う-」
…………………………………………………………………………
日時: 2022年10月1日(土)13:00~17:00
会場: 浅草橋ヒューリックホール&オンライン配信同時開催
対象: 中学校・高校・大学教職員、その他の教育関係者の方
定員: 会場参加 150名 / オンライン参加 500名
※事前申込制。定員に達し次第、締切とさせていただきます。
主催: 学校法人河合塾
参加費: 無料
https://www.kawaijuku.jp/jp/research/sch/event2022/

▼2022/10/14-15 Educational Solution Seminar 2022
ようこそ未来の学校へ!~教育DXでつくるこれからの学び~
https://www.japet.or.jp/edu-ict-seminar/2022-10-14-15-edu-sol-semi-2022/

▼10/14令和4年度 廃校活用推進イベント(オンライン)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyosei/1422877_00005.htm

<教育コンテンツ・サービス>
▼小学校キャリア教育の手引き(2022年3月)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/career/detail/mext_01951.html

▼「第1回 EDIXオンライン」来場登録を受付中
https://ict-enews.net/2022/08/23rxjapan/
https://ol.edix-expo.jp/register?co=h0818edib

▼オンライン学習サービス『スタディサプリ』1万人超の高校生の学習効果を検証
ICTによる個別最適学習と目的意識醸成が学力向上を示唆
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/2022/0824_11542.html

▼東京都立高校の公民科で「明るい未来へTRY!」を活用した授業を実施しました!
新学習指導要領で求められるアクティブ・ラーニング型授業の実践
https://www.sonpo.or.jp/news/branch/kanto/2022/2208_01.html

▼数研出版、書籍をデジタル教科書として使えるアプリ「エスビューア」に学校向け新機能
https://edu.watch.impress.co.jp/docs/news/1434878.html

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【5】その他(調査・報告・論文・提言など)
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▼小学生のゲーム依存
~ゲームのやり過ぎで依存症に(富山大学 山田正明助教)~
インターネットのゲームに熱中し過ぎて日常生活に支障を来す「ゲーム依存」。
子どもの引きこもりや不登校の原因にもなり、将来に影響を及ぼす可能性もある。
富山大学医学部の山田正明助教らの研究によると、小学生の5.6%にゲーム依存の疑いが見られた。
https://medical.jiji.com/topics/2648

▼デジタル出版ビジネスの課題 ―― デジタル出版論 第3章 第9節
https://hon.jp/news/1.0/0/36764

~今回のメールマガジンは以上です~
※次回の配信は2022年9月7日(水)を予定しています。

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