VOL159 ELPAメールマガジン
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VOL159 ELPAメールマガジン (2023.3.3)
特定非営利活動法人(NPO)英語運用能力評価協会
https://english-assessment.org
☆HPが新しくなりました
〒162-0806 東京都新宿区榎町39-3神楽坂法曹ビル501
Tel. 03-3528-9891(平日9:00~17:00)
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ELPA事務局長の白戸です。
いつもメールマガジンをご覧いただきありがとうございます。
2023年2月より発行日を毎週金曜に変更させていただきます。
※次号は3月10日(金)配信予定です。
引き続きよろしくお願いいたします。
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■□ ELPAからのお知らせ □■
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▼ELPAオンラインセミナー今後の予定
◆3月10日(金)15時ー16時(オンライン開催)
「学術リテラシー」の基礎となる「リーディングリテラシー」力の育成
ー大学入学前教育から初年次教育に向けての取り組みー
高校までに学んだことを大学生としての視点から学修するために必要な基盤能力、大学生として「自ら課題を
見つけ、内容を理解・思考・判断してまとめ、他者へ伝える」力が「学術リテラシー」です。そして高校卒業・大学
入学時にまず身につけたいのは、学術リテラシーへの橋渡しとなる「リーディングリテラシー」力です。
「リーディングリテラシー」力は、文の意図を読み取り、著者の観点に応じて理解を深めるための必須能力です。
大学での学修が進み学術情報を知るようになれば、より精緻に学術情報と結び付けられるようになり
「学術リテラシー」を育む基礎となります。
「リーディングリテラシー」力を養うために最適な「日本語リーディングリテラシーテスト」と関連教材「新・読解力
トレーニング 日本語リーディングリテラシー 錬成BOOK」のセットをご紹介します。大学入学前教育、初年次
教育でご活用いただけます。テスト、教材の作成に当たった先生方が直接解説し、参加者のみなさんからの
ご質問にも答えます。
Zoom Meetings にて開催します。 (参加無料)
セミナー概要:https://english-assessment.org/seminar230310/
【講師】
・永田麗(リーディングリテラシー研究会代表・河合塾ほか国語科講師)/動画での参加
・堤晋介(リーディングリテラシー研究会フェロー、算数数学・SPI非言語分野オンライン学習講師)
・難波俊樹(東京富士大学非常勤講師、東京女子学園中学校・高等学校先端学習部長)
【日時】2023年3月10日(金)15:00~16:00(※ログインは開始5分前から可能)
【定員】先着50名(※定員になり次第または当日14時までで締め切り)
【参加費】無料
【お申し込み】Peatixからお申し込みください。(※無料)
https://elpa-seminar-20230310.peatix.com/
◆3月22日(水)15時-17時(オンライン開催)
『ニューノーマル時代における大学入試と入学前教育』
◯ーオンライン入試テストにおける公平性を含めてー
・楊 達(ヨウ タツシ)早稲田大学文学学術院文学部教授 ・中国語教育総合研究所所長
◯入学後の学修に向けた入学前教育とプレイスメントテストのあり方
・白戸治久(英語運用能力評価協会事務局長)
【セミナーお問い合わせ】
特定非営利活動法人 英語運用能力評価協会
担当:橋本志保 elpa@english-assessment.org
〒162-0806 東京都新宿区榎町39-3 神楽坂法曹ビル501
Tel. 03-3528-9891(平日9:00~17:00)
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目次
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【1】ELPA Pick Up教育情報
☆今週の注目情報
▼質の高い教師の確保のための教職の魅力向上に向けた環境の在り方等に関する調査研究会
▼教員人気を上げるには?大学生の調査に見る「最も現実的な方法」は何か
【2】ELPA 英語教育チャンネル・セミナー・テスト・教材・書籍
▼3月10日(金)15時ー16時(オンライン開催)
「学術リテラシー」の基礎となる「リーディングリテラシー」力の育成
https://english-assessment.org/seminar230310/
▼「新読解トレーニング 日本語リーディングリテラシー 錬成BOOK」
https://english-assessment.org/books/
リーディングリテラシー研究会のHPが出来ました。
https://sites.google.com/view/jrlt2020/
【3】事務局からのお知らせ
▼ELPAの趣旨・事業活動に賛同してくださる会員を募集しています。
https://english-assessment.org/members_recruitment/
【4】Pick Up教育セミナー・イベント・コンテンツ・サービス情報
▼【日本アクティブ・ラーニング学会第7回全国大会】
【AI時代の教育学会 2022年度第2回研究大会】
合同開催 第二次案内(参加申し込み・発表申し込み・企業展示申し込み)
◯テーマ:「AI時代のアクティブ・ラーニング」
◯日時:2023年3月21日(火:祝)10:00〜17:00
◯会場:東京女子学園中学校・高等学校(4月から芝国際中・高)
会場とオンラインのハイフレックス開催
https://www.shiba-kokusai.ed.jp/
◯参加費:会員・非会員とも無料(参加登録が必要となります)
◯申し込み:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01a9q1g8qgu21.html
【5】その他(調査・報告・論文・提言など)
▼中央教育審議会「教育振興基本計画部会」へのヒアリング対応
「次期教育振興基本計画の策定に向けたこれまでの審議経過について(報告)」 に対する意見
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【1】ELPA Pick Up教育情報
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◇【新しい時代の学びについて】
▼質の高い教師の確保のための教職の魅力向上に向けた環境の在り方等に関する調査研究会(第3回)
配布資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/183/siryo/mext_00014.html
【資料1】令和4年度教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査結果等を踏まえた
「令和3年度教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査結果等に係る留意事項について
(通知)
(令和4年1月28日付け3文科初第1889号初等中等教育局長通知)」の補足事項について【概要】
①勤務時間管理の徹底等について
○ 学校の教育職員の在校等時間の上限等に関する方針(以下、「上限方針」という。)等を地方公共団体の
条例や規則等へ可及的速やかに反映(※1)(遅くとも令和5年度中)
※1 文部科学省「補習等のための指導員等派遣事業」に実施にあたり、従来から前提としている客観的な在校等
時間の実施に加え、上限方針の規則等への反映も前提とする
○ 所管に属する学校全ての教育職員の在校等時間(※2)の把握の徹底
※2 在校時間(休日・週休日を含む)を基本とし、下記(1)及び(2)を加え、(3)及び(4)を除いた時間
(1) 校外において職務として行う研修への参加や児童生徒等の引率等の職務に従事している時間として
服務監督教育委員会が外形的に把握する時間
(2) 各地方公共団体が定める方法によるテレワーク(情報通信技術を利用して行う事業場外勤務)等の時間
(3) 正規の勤務時間外に自らの判断に基づいて自らの力量を高めるために行う自己研鑽の時間その他業務外の
時間
(4) 休憩時間
○ ICTの活用やタイムカード等による在校等時間の客観的な把握が未実施の教育委員会に対する実施の徹底
(遅くとも令和5年度中)
https://www.mext.go.jp/content/20230224-mext_zaimu-000027709_2.pdf
▼教員人気を上げるには?大学生の調査に見る「最も現実的な方法」は何か
なぜ教育実習後「教員になりたくなくなる」のか
教員のなり手不足が、いよいよ深刻になっている。少子化の一方で特別支援学級の増加などで教員需要が
高まる中、教職志望者の減少だけでなく、講師登録者も減っており、多くの小中学校で欠員状態が発生する教員
不足が起きている。「先生になろう」――こんな声かけとともに教員採用試験の受験者を増やそうと試行錯誤する
自治体の動きに対し「はたして効果的なのか」と厳しい目を向ける教育研究家 妹尾昌俊氏に、背後関係を分析
してもらった。
https://toyokeizai.net/articles/-/654267
▼生徒指導提要(改訂版)
https://www.mext.go.jp/content/20230220-mxt_jidou01-000024699-201-1.pdf
「生徒指導提要」とは、小学校段階から高等学校段階までの生徒指導の理論・考え方や実際の指導方法等に
ついて、時代の変化に即して網羅的にまとめ、生徒指導の実践に際し教職員間や学校間で共通理解を図り、
組織的・体系的な取組を進めることができるよう、生徒指導に関する学校・教職員向けの基本書として作成した
ものです。
平成22年に始めて作成して以降、いじめ防止対策推進法等の関係法規の成立など学校・生徒指導を取り巻く
環境は大きく変化するとともに、生徒指導上の課題がより一層深刻化している状況にあります。
こうしたことを踏まえ、生徒指導の基本的な考え方や取組の方向性等を再整理し、今日的な課題に対応していく
ため、12年ぶりの改訂を行い、令和4年12月に公表しました。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1404008_00001.htm
▼大学分科会(第172回) 配付資料
独立行政法人大学改革支援・学位授与機構法に規定する助成業務の実施に関する基本的な指針(案)の意見
聴取結果について
教学マネジメント指針(追補)の作成について
国際連携教育課程制度(ジョイント・ディグリー)の見直しについて
大学設置基準及び専門職大学院設置基準の改正等について
認証評価機関の認証について
私立学校法の一部を改正する法律案について
大学分科会審議まとめ案 他について
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/siryo/1422495_00026.html
教学マネジメント指針(追補)
【総合的な英語力の育成・評価】
○ グローバル化の進展の中で、言語や文化が異なる人々と主体的に協働していくためには、国際共通語である
英語の能力を、真に使える形で身に付けることが必要であり、積極的に英語の技能を活用し、主体的に考えを
表現することができるようになるなど、総合的な英語力を育成・評価することが重要であるとされている。
このため、総合的な英語力の向上を必要と判断する大学においては、「卒業認定・学位授与の方針」に関連する
学修目標を位置づけることが考えられるが、この場合「入学者受入れの方針」にも当該学修目標に対応した資質・
能力等を盛り込むことが想定される。一方、大学入学者選抜において、バランスよく総合的な英語力を評価する
ことには実施上の課題が大きいことから、信頼性の高い資格・検定試験の活用も選択肢となる。ただし、地理的・
経済的事情から当該試験を受検することの負担が大きい入学志願者等のために、資格・検定試験を利用しない
選抜区分を設けるなど適切な配慮が必要である。
https://www.mext.go.jp/content/230224-mxt_koutou01-000027815_3.pdf
▼渋谷区『新しい学校づくり』整備方針 ~学校施設の未来像と建て替えロードマップ~
渋谷区教育委員会では、渋谷区の未来像である「ちがいを ちからに 変える街。渋谷区」を目指して、子供一人
一人が自分の個性を伸ばし先進的で柔軟な考え育むための教育に取り組んでいます。また、学校内外における
様々な教育資源を活用して、子供一人一人が自分の個性を伸ばし、未来をよりよく生きるための力を身に着ける
ことのできる『未来の学校』をつくり、学校教育と社会教育の充実を図っています。
学校施設の老朽化対策が大きな課題となっている中、令和2年度には「渋谷区学校施設長寿命化計画」を策定
しましたが、『未来の学校』をつくるためには長期的な視点から、より具体的に、これからの学校施設の考え方を
示すことが必要です。
「渋谷区『新しい学校づくり』整備方針~学校施設の未来像と建て替えロードマップ~」は、教育目標や長寿命化
計画にて示した考え方を踏まえ、具体的なイメージや整備水準、ロードマップ(行程表)などを整備方針として
まとめたものです。今後、建て替えの計画を進める中で、適宜、改善や見直しを図りながら、『未来の学校』を実現
していきます。
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kodomo/kyouiku_iinkai/atarashii_gakko_dukuri.html
渋谷区『新しい学校づくり』整備方針
~学校施設の未来像と建て替えロードマップ~(概要版)
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/assets/kusei/000065992.pdf
◇【教育改革・評価・教育データ・ICT】
▼ICT教育を成功させるコツ 子どもの「生きる力」を育み、先生の校務負担を減らすには? 有識者が解説
ICT 活用の具体例 小さな成功体験を作る
では ICT 教育をどう進めていけばいいのか。大切なのは普段使いを浸透させることだと両氏は強く訴える。
「まず使う。いつでも使う。どこでも使う。自由に使う。最初はハードルが低い使い方から始めて、『これって便利
だね』と実感してもらえば次につながります」(平井氏)
具体的な使い方としては、先生と子どもたちのコミュニケーションを Microsoft が提供する教育プラットフォーム
「Teams for Education(以下Teams)」に置き換える、プレゼンテーション資料をクラウド上で共有して共同編集
する、お互いにコメントを入れてみるなどだ。小さな活用が ICT 教育を大きく進めていく。もし分からないことが
あれば、文部科学省が運営する「GIGAスクール運営支援センター」に相談すると、専属の ICT コーディネーター
が課題解決を助けてくれる。
「1人1台端末の整備が進み、かつてない良い環境ができました。これを持続していくことが大切です。もし
手放してしまったら、もう戻ってこないでしょう。 ICT 活用を進めて、子どもたちの学びに役立ててほしいです」
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2302/22/news006.html
▼「素晴らしい先生」がいる学年ほど、なぜか「学級崩壊」が起きる…!
学校で「いじめ」や「学級崩壊」が起きる“意外すぎるワケ”と“現場で起きている本当のこと”
工藤 日本の教員って学級王国を築きたがる人がとにかく多いですね。一番優先すべきは自分の学級で、次に
自分の学年、最後が学校全体。この順番で考える教員の多いこと、多いこと。ひと昔前に教員たちの間で「我々
意識」という教育用語が流行りましたけど、自分の学級の子どもたちの中に「我々意識」ができあがっていくことが
理想だと勘違いしている教員って山ほどいます。
でも実はそれが学級内の同質性を高めたり、意見が言えない子どもを増やしたり、いじめを生みやすい構造に
なっているといい加減気づいてほしいですね。
苫野 教育社会学者の柳治男さんが書かれた『〈学級〉の歴史学』に、こんな指摘があります。
今日のような学級制は、19世紀のイギリスにはじまり、ヨーロッパ、アメリカへと広がりましたが、日本はその輸入
の過程で、欧米とはかなり異なる道を進んだというのです。
すでに産業革命が進行していた欧米では、学級は工業社会における知識を効率よく教えるためのシステム
でした。
他方、まだ農村が中心だった明治時代の日本では、学級は村落共同体という伝統的な枠組みの中でつくられる
ことになったというんです。
https://gendai.media/articles/-/106212
◇【英語教育・言語教育・STEAM・社会・環境】
▼「たった3つの動詞」で英語が話し始められる!インド式英語学習法とは?
英語話者の中でノンネイティブはネイティブの数倍
調査・分析・データの可視化を行う『Statistic & Data』は2022年に世界で最も話された言語は「英語」で、その
人数は14億人以上になると予想。そのうち英語ネイティブはわずか3億6,990万人で、ノンネイティブの英語
話者の方が数倍多いことが分かります。
これらのノンネイティブの多くがビジネス目的で英語を話し、「自分の伝えたいことを自分の言葉で伝える」ことで
コミュニケーションをとっています。つまり、ノンネイティブはネイティブのように話すことを学習当初から目指す
必要がないということ。もちろん上達してきたらネイティブ英語に近づける努力も必要ですが、最初から高みを
目指さず、「自分の伝えたいことを自分の言葉で伝える」ことにフォーカスすることが重要です。
『Statistic & Data』のYouTubeチャンネルでは、1900から2022年までの「世界で最も話されている言語」の移り
変わりが見られるので、興味のある人は見てみてください。
出典:The most Spoken Languages in the World – 1900/2022(YouTube),The Most Spoken Languages 2022
https://www.rarejob.com/englishlab/column/20230214/
▼我が子を「できる子ども」にする、たった一つの力|中学受験を考える前に、必要な能力とは?【前編】
これまでの国語の授業は物語を読み込み、深く理解することが主軸だった。しかし、今後は実生活ですぐに使える
よう実用的な国語を教えていくという。その嚆矢が2022年4月から高等学校で施行された新学習指導要領だ。
ここでは国語の必修科目として「現代の国語」が新設され、家電の説明書や法令、契約書などが教材として登場
する。
「私はそれがかえって読解力を下げるのではないかと懸念しています。内容をそのまま理解するスキルも必要
ですが、高校の一つの科目としてまですべきことか。それよりも登場人物の心情や物語の背景、なにより書き手の
意図を理解する“国語力”こそが大切。書き手の意図は表面に直接現れていないことも多く、類推・想像する力も
求められます。国語力は文章の表面的な内容を理解するだけでなく、ものごとを全体的かつ重層的に把握し、
有機的につなげる力までを含みます。この力が、全体的な学力向上に深く関わっているのです」
国語力とは、国際的にも注目される非認知能力と重なる部分も大きい。非認知能力とは、IQなどのように数値化
できない力を指し、想像力、共感力、柔軟性、問題解決力、自制心、柔軟性、最後までやり抜く力などを含んで
いる。中学受験の試験問題を見ると、国語はもちろん、算数、理科、社会においても、国語力がないと解けない
問題ばかりだ。そして、難関校ほどその傾向が強い。
https://serai.jp/living/1114262
・我が子を「できる子ども」にする、たった一つの力|小学生の間に身につけておくべきこととは?【後編】
履歴書が書けなかった大学生
“タイパ(タイムパフォーマンス)”が重視され、学生間でやりとりされるLINEのようにことばが短文字化して単なる
表面的な伝達になってしまう時代。
前編では、国語力は学力のみならず、社会や人と関わる力、すなわち生きていく力そのものであることを伺った。
伊藤先生「生きていると思い通りにならないことも多いです。そんなときに、ことばを吟味して自分の希望や意思を
伝え、相手との関係性を築いていくことはとても大切です。国語力は家庭で養われると言いましたが、やはり、
コミュニケーションが足りなかったり、乱雑だったりすると、どうしても深い人間関係を構築するのが苦手になる
傾向はあります。生きていく上で、真に“実用”性が求められるのは、日常のコミュニケーションの場面であり、
それには説明書や契約書のことばよりも小説のことばづかいの方が“役に立つ”はずです」
https://serai.jp/living/1114274
◇【教育資料・コラム・書評】
▼大学入学者の地元残留率は過去10年で緩やかに上昇傾向
『リクルート進学総研』マーケットリポート2022
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001898.000011414.html
・18歳人口・進学率・残留率の推移
https://souken.shingakunet.com/research/18/
・大学入学者の「地元残留率」は過去10年で緩やかに上昇傾向 リクルート進学総研が報告
https://univ-journal.jp/210960/
▼最新キャリア教育の傾向は「探究学習」とセット、「課題発見力」重視の実践例とは
67.8%「教員の負担」課題、時間不足でどう指導?
学校での進路指導はつい、偏差値や知名度ありきになってしまうことも。多種多様な働き方がある中、キャリア
指導にも難しさがある。
そんな中、リクルートは「高校のキャリア指導の実態」に関する調査結果を発表した。コロナ禍の影響も受ける今、
キャリア教育の傾向と課題とは。
データを基に、キャリア教育専門誌・リクルート「キャリアガイダンス」編集長の赤土豪一氏に聞いた。
キャリア教育のメインは「探究学習」が77.6%
リクルートが行う「高校教育改革に関する調査『進路指導・キャリア教育編』」は、全国の全日制高校約5000校を
対象に隔年で行われる調査で、今回で22回目を迎えた。
先日(2023年1月)に発表された結果は、22年8〜9月時点で得られた943校の回答をまとめたものだ。
現在、キャリア教育に関する授業の77.6%が、「総合的な探究の時間」に行われていることが調査によりわかった。
必要とされる社会人基礎力は前回に引き続き1位が「主体性」(50.6%)だったが、2位の「課題発見力」(47.4%)は
前回よりも5ポイント上昇しており、年々割合が大きくなっているという。
https://toyokeizai.net/articles/-/653200
▼「MARCH」と大学を括る人が知らない偏差値の本質
茂木氏の問題提起から偏差値の扱いを考える
たとえば、英語と社会だけで受験できる某私立大学があるとする。A君は数学と理科の偏差値は35である
ものの、英語と社会の偏差値は70とする。Bさんは数学、理科、英語、社会どの科目の偏差値も65とする。その
大学の受験結果でA君は合格しBさんは不合格になったとすると、その大学は偏差値70の人は合格する
ものの偏差値65の人は不合格になる“超ハイレベル”な大学ということになる。前述の記事の背景には、その
ような算出法がある。
https://toyokeizai.net/articles/-/654260
▼受験地獄はもう遠い過去……時代は「大学全入」から「大学淘汰」へ
この不合格率が大学受験競争の激しさの指標となるが、1960年代後半と1980年代末では4割を超えていた。
人数が多い団塊世代と団塊ジュニア世代が受験に挑んだためだ。観察期間の中でのピークは1990年で、入学
志願者88万7000人のうち39万5000人(44.5%)が不合格になっていた。
その後、不合格率は滑り台よりも急な角度で下がり、2000年には20%、2008年には10%を割り、直近の
2022年春ではわずか1.7%だ。グラフを見ても、オレンジ色の不合格者の領分はほぼ無くなっている。「大学全入
時代」の視覚化と言っていい。半分近くが落ちていていた1990年代初頭の「受験地獄」の頃とは隔世の感が
ある。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/02/post-100921.php
▼「子どものいない社会」が理想になっている…養老孟司「日本の少子化が止まらない本当の理由」
「いきなり大人になってくれたら便利だろう」と思っている
なぜ日本の少子化は止まらないのか。解剖学者の養老孟司さんは「現代の人は、お金にならない自然は価値が
ないとして消していっている。
先行きの分からない子どもも同じで、子ども自体には価値がないから投資をしなくなっているのだ」という――。
都会人が「空き地」と呼ぶ空間にあるもの
現代の人たちは、偶然を受け入れることが難しくなっています。なぜか。都市化が進んできたからです。私の
言葉で言えば「脳化」です。
戦後日本の特徴を一言で言えば、都市化に尽きます。戦後の日本社会に起こったことは、本質的にはそれだけ
だと言ってもいいくらいです。都会の人々は自然を「ない」ことにしています。木や草が生えていても、建物のない
空間を見ると、都会の人は「空き地がある」と言うでしょう。人間が利用しない限り、それは空き地だという感覚
です。
https://president.jp/articles/-/66648
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【2】ELPAのイベント・セミナー・テスト・教材・書籍
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【イベント・セミナー】
▼ELPAオンラインセミナー
◆3月10日(金)15時ー16時(オンライン開催)
「学術リテラシー」の基礎となる「リーディングリテラシー」力の育成
ー大学入学前教育から初年次教育に向けての取り組みー
高校までに学んだことを大学生としての視点から学修するために必要な基盤能力、大学生として「自ら課題を
見つけ、内容を理解・思考・判断してまとめ、他者へ伝える」力が「学術リテラシー」です。そして高校卒業・大学
入学時にまず身につけたいのは、学術リテラシーへの橋渡しとなる「リーディングリテラシー」力です。
「リーディングリテラシー」力は、文の意図を読み取り、著者の観点に応じて理解を深めるための必須能力です。
大学での学修が進み学術情報を知るようになれば、より精緻に学術情報と結び付けられるようになり
「学術リテラシー」を育む基礎となります。
「リーディングリテラシー」力を養うために最適な「日本語リーディングリテラシーテスト」と関連教材「新・読解力
トレーニング 日本語リーディングリテラシー 錬成BOOK」のセットをご紹介します。大学入学前教育、初年次
教育でご活用いただけます。テスト、教材の作成に当たった先生方が直接解説し、参加者のみなさんからの
ご質問にも答えます。
Zoom Meetings にて開催します。 (参加無料)
セミナー概要:https://english-assessment.org/seminar230310/
【講師】
・永田麗(リーディングリテラシー研究会代表・河合塾ほか国語科講師)/動画での参加
・堤晋介(リーディングリテラシー研究会フェロー、算数数学・SPI非言語分野オンライン学習講師)
・難波俊樹(東京富士大学非常勤講師、東京女子学園中学校・高等学校先端学習部長)
【日時】2023年3月10日(金)15:00~16:00(※ログインは開始5分前から可能)
【定員】先着50名(※定員になり次第または当日14時までで締め切り)
【参加費】無料
【お申し込み】Peatixからお申し込みください。(※無料)
https://elpa-seminar-20230310.peatix.com/
◆3月22日(水)15時-17時(オンライン開催)
『ニューノーマル時代における大学入試と入学前教育』
◯ーオンライン入試テストにおける公平性を含めてー
・楊 達(ヨウ タツシ)早稲田大学文学学術院文学部教授 ・中国語教育総合研究所所長
◯入学後の学修に向けた入学前教育とプレイスメントテストのあり方
・白戸治久(英語運用能力評価協会事務局長)
【ELPAテスト・教材】
▼E-Vision
https://english-assessment.org/evision/
▼リーディングリテラシー研究会にHPが出来ました。
https://sites.google.com/view/jrlt2020/
▼「新読解トレーニング 日本語リーディングリテラシー 錬成BOOK」9月20日刊行
読解力は情報化社会に適応するために必要な総合スキルです。
誤解や取り違えをすることなく相手の真意をとらえ、文脈の中での言葉の使われ方に注意して読み解くことが
肝要です。
言葉を前後の文脈から切り離しても正しい内容は理解できません。
正確な内容理解に必要なのは、周囲の記述との関係性に注意をはらい、かつ異なる情報を組み合わせたうえで、
「語意」や「文意」を把握することです。
本書は20年間英語能力を評価してきたNPOが日本語文章を読み解くスキルを鍛えるために開発した、
トレーニングテキストです。
https://english-assessment.org/books/
▼ELPAのテスト(中学・高校・大学・日本語)
https://english-assessment.org/test/
▼ELPAの教材・書籍・研究書
https://english-assessment.org/books/
▼ELPA Vision(https://english-assessment.org/books/)
最新号(第8号)が刊行されました。
https://english-assessment.org/elpa-wp/wp-content/uploads/2022/07/elpavision_08.pdf
【ELPA英語教育チャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCkQro2qd3BIZLYqSJxv7ACg/videos
※各セミナー全編動画はELPA会員に公開しています。
※非公開情報、著作権等の関係で公開していないセミナーもあります。
【イベント・セミナー・テスト・教材に関するお問い合わせ】
特定非営利活動法人 英語運用能力評価協会
橋本 shiho@english-assessment.org
〒162-0806 東京都新宿区榎町39-3 神楽坂法曹ビル501
Tel. 03-3528-9891(平日9:00~17:00)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】ELPA事務局からのお知らせ
──────────────────────────────
【ELPA会員募集】
▼ELPAの趣旨・事業活動に賛同してくださる会員を募集しています。
英語教育や言語テストの評価・測定に関心のある方であればどなたでも、
ELPAの会員になっていただけます。
会員には「正会員」と「賛助会員」があり、
ELPAが開催する各種の研究会やセミナーへの参加費(動画視聴含)が無料になるほか、
ELPAの分析データやテストを研究活動に活用していただくことができます。
*オンラインセミナーの過去動画視聴もできるようになります。
https://english-assessment.org/members_recruitment/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【4】ELPA Pick Up教育セミナー・イベント・コンテンツ・サービス情報
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【教育関係セミナー・イベント】
▼3/11日本学術会議 心理学・教育学委員会 高大接続を考える分科会・教育関連学会連絡協議会(関連協)
主催 公開シンポジウム
「これからの教育政策のゆくえ」(オンライン・2023年3月11日開催)のご案内
▼3/12朝日出版社、高校教員対象の探究講座を3月12日に開催
悩みや疑問を共有して探究の意義を「腹落ち」させよう!
【3月12日(日)開催】高校教員のための探究マインドセット養成講座
[リアル会場オンラインハイブリッドセミナー]
https://edu.watch.impress.co.jp/docs/news/1478021.html
▼3/14「GIGAスクール特別講座~量子力学100年の謎と量子コンピュータへの挑戦!~」の開催について
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/mext_00029.html
▼2023年3月14日(火)開催 大阪大学 初年次教育「学問への扉」シンポジウム
https://forms.office.com/r/8viLzMWLEQ
▼3/18(土)オンラインセミナー「中退予防のこれから~朝日中退予防ネットワーク2年間の活動から見えたこと~」
https://que.digital.asahi.com/question/11010354/?iref=tulip
▼【日本アクティブ・ラーニング学会第7回全国大会】
【AI時代の教育学会 2022年度第2回研究大会】
合同開催 第二次案内(参加申し込み・発表申し込み・企業展示申し込み)
◯テーマ:「AI時代のアクティブ・ラーニング」
◯日時:2023年3月21日(火:祝)10:00〜17:00
◯会場:東京女子学園中学校・高等学校(4月から芝国際中・高)
会場とオンラインのハイフレックス開催
https://www.shiba-kokusai.ed.jp/
◯参加費:会員・非会員とも無料(参加登録が必要となります)
◯申し込み:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01a9q1g8qgu21.html
<プログラム>
◯基調講演「AI時代のアクティブ・ラーニング」
赤堀 侃司 氏(東京工業大学名誉教授、AI時代の教育学会会長)
◯パネルディスカッション「AI時代のアクティブ・ラーニングとは」
五十棲浩二 氏(経済産業省商務・サービスグループ サービス政策課 教育産業室長)
河添健 氏(東京女子学園中学校・高等学校校長、慶應義塾大学名誉教授)
中川一史 氏(放送大学教授、AI時代の教育学会副会長)
米田謙三 氏(関西学院千里国際中高等部教諭、日本アクティブ・ラーニング学会会長)
コーディネーター:石井 雅章 氏(神田外語大学教授)
▼教育クリエイターフェス「SCHOOL」
3/26(日)に武蔵野大学武蔵野キャンパスにて開催
https://educationcreator.school/
【教育コンテンツ・サービス】
▼ロールモデルに出会える、オンライン・探究型の学び 「みらいキャンパス」講座ラインナップ 第2弾が決定
~保護者・各界識者ら100人とともに共創した「これからの子ども達に届けたい」プログラム~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001112.000000120.html
▼「Speak」はいかにして生まれたか?二人の天才が立ち上げたAI英語学習アプリ
https://strainer.jp/notes/7776
▼リスキリングに取り組もうと思った理由の違いで月の学習時間の長さが変わる?
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20230220-2597660/
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【5】その他(調査・報告・論文・提言など)
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▼日本私立大学連盟、次期教育振興基本計画策定で中教審に意見陳述
https://univ-journal.jp/211753/
中央教育審議会「教育振興基本計画部会」へのヒアリング対応
「次期教育振興基本計画の策定に向けたこれまでの審議経過について(報告)」 に対する意見
1.「I.我が国の教育をめぐる現状・課題・展望」に関する意見
(1)教育の普遍的な使命について
(2)ウェルビーイングについて
(3)超スマート社会(Society 5.0)について
(4)第3期計画期間中の成果と課題
(5)現状の分析
2.「II.今後の教育政策に関する基本的な方針」に関する意見
(1)大学教育の質保証について
(2)大学教育のあり方について
(3)グローバル人材育成について
(4)大学院教育のあり方について
(5)リカレント教育とリスキリングについて
3.「IV.今後5年間の教育政策の目標と基本施策」に関する意見
(1)成果指標について
(2)私立学校の教育研究の質向上ための教育研究基盤の整備について
(3)理工系分野での女性の活躍推進について
https://www.shidairen.or.jp/topics_details/id=3745
■次回の配信は2023年3月10日(金)を予定しています。
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