VOL130 ELPAメールマガジン
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VOL130 ELPAメールマガジン (2022.8.3)
特定非営利活動法人(NPO)英語運用能力評価協会
https://english-assessment.org
☆HPが新しくなりました
〒162-0806 東京都新宿区榎町39-3神楽坂法曹ビル501
Tel. 03-3528-9891(平日9:00〜17:00)
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ELPA事務局長の白戸です。
メールマガジンをご覧いただき、ありがとうございます。
新しい学びの形や最新の教育情報をお届けします。
◆ELPA夏季休暇のお知らせ
8月8日(月)から15日(月)まで事務所がクローズとなります。
8月16日(火)より通常業務となります。
※お急ぎの問合せ等は代表メールへお送りください。
https://english-assessment.org/contact/
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目次
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■ELPAからのお知らせ□
ELPA教育セミナー
・8月11日(木・祝)
GIGAスクール時代「だからこそ」の基本に立ち返る英語科指導法とは
〜理論と実践、そして評価まで〜
https://english-assessment.org/seminar220811/
・9月10日(土)
英語4技能プレイスメントテストE-Visionは何を測るテストなのか
https://english-assessment.org/seminar220910/
【1】ELPA Pick Up教育情報
☆今週の注目情報
▼令和4年度 全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果資料
【2】ELPA 英語教育チャンネル・セミナー・テスト・教材・書籍
▼ 【英語4技能プレイスメントテストE-Vision モニターテストのご案内】
https://english-assessment.org/evision/
【3】事務局からのお知らせ
<ELPA会員について>
▼2022年度会員募集
https://english-assessment.org/members_recruitment/
▼ELPA Vision
最新号(第8号)が刊行されました。
https://english-assessment.org/elpa-wp/wp-content/uploads/2022/07/elpavision_08.pdf
【4】Pick Up教育セミナー・イベント・コンテンツ・サービス情報
▼小学校キャリア教育の手引き(2022年3月)
▼AIガバナンスとその評価(日本ディープラーニング協会)
第II期報告書『AIガバナンス・エコシステム ―AIは誰が管理・評価するのか―』(2022年7月)
【5】その他(調査・報告・論文・提言など)
▼社会教育調査−令和3年度(中間報告)の結果の概要
▼第4回 大学生の学習・生活実態調査報告書 データ集 [2021年](ベネッセ教育総合研究所)
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■□ ELPAからのお知らせ □■
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■8/11(木)GIGAスクール時代「だからこそ」の基本に立ち返る英語科指導法とは
〜理論と実践、そして評価まで〜
新しい指導要領が施行され、小学校での英語教育が始まり、
中学校、高等学校でもコミュニケーション重視の英語教育が推進されています。
またGIGAスクール構想によって教育ICT活用も期待され続けていますが、
実態としては、それらの教育活動の成果を測るテストは従来からあまり変わっておらず、
実践と評価のギャップに悩まれている指導者も多いと聞きます。
本セミナーでは、高等学校での指導経験が豊富な札幌大学教授・今井康人先生を講師に迎え、
「多種多様な教育実践が叫ばれている今こそ、基礎基本に立ち戻る」を軸に、
英語教育の不易の部分をみなさんと共に考えていきます。
また、どのようなテスティングをしたらよいか、教員自身が客観視して評価する方法はないのか、
なども話題とします。
Zoom Webinarにて開催します。
現在、さまざまな教育活動をされている現役の英語教員のみならず、
将来教員を目指す学生の方もご参加ください。(無料)
セミナー概要 https://english-assessment.org/seminar220811/
【講師】今井康人:ELPAアドバイザー/38年間にわたり5つの高等学校に勤務後、札幌大学教授に就任。教鞭を執り40年目。 ブログ:英語教育今井塾 https://yasuhitoi.exblog.jp
【日時】
2022年8月11日(木・祝)14:00〜15:30(※ログインは開始15分前から可能)
【プログラム】
14:00〜14:05 オープニング(ELPA)
14:05〜15:05 講演 私の英語科指導法(今井康人)
15:05〜15:25 質疑応答
15:25〜15:30 アンケートとまとめ(ELPA)
【定員】
先着150名(※定員になり次第または前日13時までで締め切り)
※満員御礼につき増席しました。
【お申し込み】Peatixからお申し込みください。(※無料)
https://elpa-seminar-20220811.peatix.com
■9月10日(土)英語4技能プレイスメントテストE-Visionは何を測るテストなのか
新年度の英語クラス分けのために、スピーキングテスト、ライティングテストは
具体的にどのような能力を測って、どのようにグループ分けを行うのが適切でしょうか。
現在、英語4技能プレイスメントテストE-Visionを開発中の先生方と考えます。
英語4技能プレイスメントテストE-Visionは、
リスニング・リーディングは2023年月、
スピーキング・ライティングは2023年7月リリース予定です。
英語4技能テスト導入をご検討中の大学・大学院・短期大学・高等専門学校等の先生方/
関係者、企業の教育ご担当者を対象とします。
Zoom Webinarにて開催します。(参加無料。同業他社の方のご参加はお断りする場合があります。)
セミナー概要 https://english-assessment.org/seminar220910/
【講師】根岸雅史(東京外国語大学大学院教授、ELPA理事長)
中野達也(駒沢女子大学教授、ELPA副理事長)
羽山恵(獨協大学准教授、ELPA理事)
【日時】
2022年9月10日(土)14:00〜15:30(※ログインは開始15分前から可能)
【プログラム】
14:00〜14:15 趣旨説明 ELPAの英語プレイスメントテスト(ELPA)
14:15〜14:45 講演 英語スピーキングとライティングの言語処理能力を測る、とは(根岸雅史)
14:45〜15:00 講演 学生の要望とE-Visionスピーキングテストモニター受験(羽山恵)
15:00〜15:15 講演 E-Vision モニターテストにおけるライティング分析(中野達也)
15:15〜15:30 質疑応答/アンケートとまとめ(ELPA)
【定員】
先着100名(※定員になり次第または前日13時までで締め切り)
【お申し込み】
Peatixからお申し込みください。(※無料)
https://elpa-seminar-20220910.peatix.com
【セミナーお問い合わせ】
特定非営利活動法人 英語運用能力評価協会
担当:橋本志保 elpa@english-assessment.org
〒162-0806 東京都新宿区榎町39-3 神楽坂法曹ビル501
Tel. 03-3528-9891(平日9:00〜17:00)
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【1】ELPA Pick Up教育情報
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☆今週の注目情報
▼令和4年度 全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果資料
https://www.nier.go.jp/22chousakekkahoukoku/index.html
令和4年度 全国学力・学習状況調査の結果(概要)
◆児童生徒質問紙調査の端末を活用したオンラインによる実施について
児童生徒質問紙調査を、一部の学校において、PC・タブレット等の端末を活用したオンライン
による回答方式で試行的に実施。(小学校:1,837校 104,848人、中学校:1,023校 99,244人)
https://www.nier.go.jp/22chousakekkahoukoku/22summary.pdf
・全国学力テスト、中学理科は正答率5割切る 文科省「多くの課題」
中学校では思考・判断・表現力の育成を重視する新学習指導要領の実施後初の調査。
4年ぶりに実施された理科は、中学校で平均正答率が5割を切り、新要領が求める科学的探究の力を測る問題で正答率が低かった。
文科省は「絶対値で5割を切るのは多くの課題を示唆している」と指摘し、新要領に授業が対応しきれていない現状が浮かんだ。
https://mainichi.jp/articles/20220728/k00/00m/040/114000c
・中3理科の学力調査、正答率が大幅減 「設問わかりにくい」指摘も
https://www.asahi.com/articles/ASQ7X5H7MQ7WUTIL042.html
【新しい時代の学びについて】
1▼文部科学省CBTシステム(MEXCBT:メクビット)について
文部科学省では、GIGAスクール構想により、児童生徒1人1台端末環境が整備されたことを踏まえ、
児童生徒が学校や家庭において、国や地方自治体等の公的機関等が作成した問題を活用し、
オンライン上で学習やアセスメントができる公的CBT(Computer Based Testing)プラットフォームである 「文部科学省CBTシステム(MEXCBT:メクビット)」の開発・展開を進めています。
令和3年度にシステムの機能の改善・拡充や問題の追加等を行い、
12月からは、希望する全国の小・中・高等学校等における活用をスタートし、
約1000の学校設置者、約1.1万校、約360万人にご登録いただいたところです。
令和4年度は締切りを設けておらず、通年で利用申込みが可能です。是非、登録いただき、ご活用ください。
(自治体・学校関係者への最新情報)
【2022.07.25更新】文部科学省CBTシステム(MEXCBT:メクビット)について(PDF:3,876KB)
【2022.07.25更新】文部科学省CBTシステム(MEXCBT:メクビット)の令和4年度利用申込について(PDF:1,823KB) MEXCBT・学習eポータル関係FAQ(PDF:455KB)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/mext_00001.html
2▼高等教育を軸としたグローバル政策の方向性
〜コロナ禍で激減した学生交流の回復に向けて〜令和4年7月26日文部科学省
【現状】
→新型コロナウイルス感染症の拡大により、30万人を達成した外国人留学生の受入れは減少、
上昇基調にあった日本人の海外留学者は激減。
→外国人留学生が入国できなかった状況が続き、日本への就職率も減少したことにより、
我が国を支える優秀な人材の確保に深刻な影響。
→グローバル競争の激化、地球規模課題の噴出、国際情勢の変化により、各大学等は
これまで以上にグローバルな課題に対峙。
【課題】
→急激な人口減少が進む中で、高等教育の質・多様性を高め、社会の活性化・ダイバーシティの深化に向けて、
大学・高等専門学校・専門学校をはじめ、世界中から優秀な学生を受け入れ、高度人材として定着させていくことが不可欠。
→グローバル化が進む中で、日本人学生も世界に飛び出し、多様な文化や価値観に触れ、
世界中の人々や国内の多様な文化的・言語的背景をもつ人々と協働できる力、広い視野で
自ら課題に挑戦する力を身につけた真のグローバル人材として育成していくことが不可欠。
→優秀な学生を受け入れ、日本人学生を送り出す基盤として、大学等のグローバル化を進めることが重要。
→重点分野・重点地域の見直しや、経済安全保障など、グローバル化を推進する上で新たに顕在化した課題等への対応が不可欠。
https://www.mext.go.jp/content/220725-mxt_koutou03-000024166.pdf
【オンライン教育・ICT教育・デジタル教科書】
3▼「iPadは児童生徒の才能を増幅させる道具」
熊本市のICT教育に見た工夫
2018年、一部の学校にiPadを先行導入した熊本市がまず決めたのが、
「授業は先生から教えてもらうもの」というこれまでの考えを改め、
「授業は児童生徒がみずから学び取るもの」という方針にしたこと。
問題発見や解決の能力を養い、さまざまな課題に対応できる子どもに育てるのが目的としています。
その方針に沿って授業を進めていくうちに、iPadを紙の教科書やノートを置き換えるものとして使う単純な活用は早々に減ったそう。 現在は、クラウドなどのテクノロジーを活用して児童や生徒同士が協働して学びを進めたり、
多彩なアプリを用いて児童や生徒の才能を増幅させる道具として使うなど、高度に活用するようになっています。
熊本市のiPad活用で特筆できるのが、産官学が連携してICT教育の底上げに動いていること。
特に重要な役割を担っているのが、小中学校の教職員の研修や支援を行う熊本市教育センターです。
https://news.mynavi.jp/article/20220725-2406649/
4▼学校でのICT活用、肯定派と否定派との間に必要な「共通了解」どうつくるか
「あいつはわかってない」の前に考えるべきこと
文部科学省は学校が夏休みに入る前、GIGAスクール構想によって小・中学校に整備された1人1台端末について、
ICT活用の成果・課題などを確認し、今後のさらなる取り組みの充実に向けた準備を進めるよう通達を出した。
全国の学校でICTの環境は整ったものの、自治体間や学校間、教員間で活用に差がある中、確実な定着を後押ししようということだろう。 ICTを中軸に据えた学びの環境をどうつくるか。
各地の学校から呼ばれて講演を行うことも多いオルタナティブスクール、
ヒロック初等部の校長 蓑手章吾氏に聞いた。
https://toyokeizai.net/articles/-/603356
【評価・教育データ・教育改革】
5▼小中学校のICT活用が急伸 全国学力テスト調査
調査では、前年度の臨時休校期間が10日以上だった学校に対し、その間の同時双方向型オンライン指導の有無を聞いた。
全校や一部の学年・学級で実施したとする割合は、小学校86.1%、中学校83.4%。21年度はそれぞれ6.3%、9.6%にとどまっていた。 端末の使用頻度に関しても、「ほぼ毎日」と答えた割合は小6で26.9%、中3で22.4%に上り、ともに21年度から約15ポイント増えた。 「週1回以上」の使用は小6、中3とも8割を超えており、端末の活用が大きく進んだことが分かる。
文科省は将来的に全国学力テストを1人1台端末を使った新方式で行う考えを示している。
今回は約20万人の児童生徒を対象として、オンライン回答による質問紙調査を試行的に実施。
「目立ったトラブルもなく終えられた」(学力調査室)と振り返った。
新方式については、文科省の有識者会議が早ければ25年度にも中3から導入すべきだとの提言をまとめている。
この秋には、10市町村を抽出し、通信環境や実施体制も検証する予定だ。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2207/29/news097.html
6▼ICT浸透も理系離れ続く 全国学力テスト調査
28日に結果が公表された令和4年度の全国学力テストで実施された質問紙調査では、
新型コロナウイルス禍で小中学生に1人1台配られたタブレット端末などの
ICT(情報通信技術)が教育現場に浸透しつつある状況が明らかになった。
休校期間に同時双方向のオンライン指導を行った割合は小中ともに8割を超え、
1割未満だった3年度から急増。文部科学省の担当者は「端末が学びの保障に役立てられていることがうかがえる」と指摘した。
https://www.sankei.com/article/20220728-TOWSXOLTEVPCLHLLJJJ5OQNDAE/
7▼全国学力テスト、中学理科の正答率が5割切る…コロナで観察・実験の授業減
前回比で正答率の減少幅が最大の教科は、中学理科で16・8ポイント減。
小学理科は3・0ポイント増えた。理科はおおむね3年に1回行われる。
毎年ある国語と算数・数学は、数ポイント以内の増減だった。
中学理科の急落について文科省は、予測を立てて観察や実験を行い、
分析、考察する新指導要領の「探究」学習を意識した問題に生徒が対応できなかったとみる。
コロナ禍前に比べ、授業での観察、実験は減っている。
同時実施の学校アンケートでは、理科授業で週1回以上、観察や実験を行った小学校は16・2ポイント減り44・9%。
中学校は18・8ポイント減の45・8%だった。
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20220728-OYT1T50239/
【英語教育・言語教育】
8▼小中学生の約6割が「英語が好き・得意」、保護者は英語習得に「異文化への興味・好奇心」が必要と回答
【光村図書出版調査】
https://edtechzine.jp/article/detail/7883
【アンケート結果】子どもと保護者の英語学習に関する意識調査 /小・中学生の約6割(61.0%)が「英語が好き・得意」と回答 保護者が考える英語習得に必要なもの、1位「異文化への興味・好奇心」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000073231.html
9▼「英語力全国1位の福井県」
テレビでも注目される“質の高い教育”制度とは?
英語教育に関しては、グローバルな社会で活躍するための以下のような「使える」外国語教育を福井県では推進しています。
・小学校における英語教科化を国に先行して平成30年度から段階的に実施し、児童の負担軽減を図るとともに小学校英語教育を促進 ・退職教員や「英語教育人材バンク」を活用した授業支援を推進
・中学校・高校における原則としてすべてを英語で行うオールイングリッシュ授業を拡充し、英語授業における「聞く」「話す」活動を充実 ・中学校ALTを増員し、昼休みや放課後に生徒とALTが交流する時間を拡充
・高校用オリジナル教材「福English」を活用し、高校生が福井県を英語で発信。
さらに、中学生が外国人に対してふるさと福井の魅力を英語で伝える機会を充実
・高校生を対象としたディベート大会を開催し、高度な英語によるコミュニケーション能力や英語ディベートスキルを育成
また福井県では、学生だけではなく、英語担当教員の英語力も全国一位という結果でした。
この背景にも、福井県の教育方針が密接に関係しているようで、学生のみならず、福井の教育を支える教員に対しても、
研修の充実化や教員をサポートする取り組みなどで、教員の指導力を向上させる取り組みを推進しています。
積極的な自治体の英語教育への取り組みが、「日本一英語力が高い福井県」という結果につながっていることがわかります。
https://sdgsmagazine.jp/2022/07/28/7044/
10▼英語の音読が効果的なのはなぜ?
英語力の本質を底上げする勉強法とは
英文を音読するスピードで、英文の意味を理解しようとすると、どうなるでしょうか?
返り読みをする時間的な余裕は全くないでしょう。
なぜなら、返り読みをする間もなく音読を終えてしまうからです。
音読をするスピードで英語を理解するには、どうしても「英語を英語のまま(英語の語順のまま)理解する」必要に迫られるでしょう。 英語を英語のまま理解できれば、英語から日本語に変換するプロセスを丸ごとスキップできるようになります。
英語から日本語に変換するプロセスをスキップできると、その分読んで理解するスピードが早くなるだけでなく、英文を読む正確さもグッと増します。 これは、意味を理解するために日本語を仲介する必要がなくなり、脳のエネルギーを意味理解に集中させることができるからです。
https://kimini.online/blog/archives/17157
11▼『ごんぎつね』の読めない小学生たち、恐喝を認識できない女子生徒……
石井光太が語る〈いま学校で起こっている〉国語力崩壊の惨状
石井 長年、不登校や虐待の問題など、子供たちが抱えた生きづらさをめぐって、当事者や関係者に多くの話を聞いてきました。
取材を通して感じたすべての子に共通する問題点は、「言葉の脆弱性」でした。
あらゆることを「ヤバイ」「エグイ」「死ね」で表現する子供たちを想像してみてください。
彼らはボキャブラリーが乏しいことによって、自分の感情をうまく言語化できない、
論理的な思考ができない、双方向の話し合いができない――
極端な場合には、困ったことが起きた瞬間にフリーズ(思考停止)してしまうんですね。
これでは、より問題がこじれ、生きづらさが増すのは明らかです。
以前はこうした実情を、〈うまくいっていない子〉に共通の課題だと認識していました。
ところが数年前から、各地の公立学校に講演会や取材でうかがうことが増えるなかで、
平均的なレベルとされる小・中学校、高校でも、現場の先生たちが
子供たちの国語力に対して強い危機感をもっていることがわかりました。
言葉によってものを考えたり、社会との関係をとらえる基本的な思考力が著しく弱い状態にあるという。
https://bunshun.jp/articles/-/55970
【STEAM・社会・文化・環境】
12▼世界的に見ても日本にSTEM人材が少ない3つの理由
なぜ日本には世界と比べてSTEM人材が少ないのだろうか。クリス氏は、
日本におけるSTEM人材不足には主に3つの原因があると、自信の考えを話す。
「1つめは、前述した『少子高齢化』によるものです。若い人材は減っていく一方です。
2つめは『言語の壁』です。イギリスやアメリカなどは自国のSTEM人材が不足していても、
英語を話すことのできる人材を海外から獲得することができますが、
日本は、海外から人材を獲得する際に日本語を話せる人材を見つけるのは、なかなかハードルが高いものです。
3つめは『学びと就職分野との乖離』の問題です。日本は他国と比べて大学での専攻と、
就職する職種に乖離が見られることが多いという特徴があります。
そのため、大学でSTEM分野に学んできた学生たちの多くが、そのままSTEM分野の職種、
例えばソフトウェアエンジニアやデータアナリスト、メカニカルエンジニア、
製薬企業の研究開発やファイナンスなどとして就職するわけではありません。
つまり日本には、高い専門性や知識を持ち、即戦力として活躍できる若い人材が少ないことが原因として挙げられます」
https://dime.jp/genre/1431680/
【教育調査資料・コラム・書評】
13▼思いつきや俗説でなく、データに基づいた教育格差の議論を――
『教育格差の診断書 データからわかる実態と処方箋』
たとえば全国学力テストのデータは、個人情報の保護のため、個人を識別できる情報(氏名など)は記載されていせん。
ですから、たとえば自治体が独自に行っている小学5年生を対象にした学力調査と、小学6年生を対象にした全国学力テストの情報を繋げ、 小学5年生時点と6年生時点で学力がどう変化したか知りたいと思ってもできないのです。
自治体や学校がどのデータが誰のものなのかという情報を残していれば接続できますが、
私の経験では、学校によっては年度が替わるとこうした情報は個人情報にあたるということで廃棄するところもあります。
こうなるとせっかくのデータも蓄積されず、宝の持ち腐れとなってしまいます。
一度の学力調査でわかることは、基本的に、ある子の学力が高い/低いということだけです。
それはそれで重要ですが、学力調査では、どういう子どもの成績が上がるのか/下がるのかといった変化を追跡することも重要です。 しかし全国学力テストを始めとして、日本で行われている学力調査の多くは変化を追跡することができません。
毎年学力調査を行うものの、その結果が昨年より下がった/上がったということに一喜一憂し、学力の変化を分析することが少ない。 このようなその場限りの学力調査では、教育格差を「診断」するためには不十分なのです。
https://synodos.jp/opinion/education/28314/
14▼日本の子ども、幸福度調査「世界ワースト2位」
隠れた真の問題点とは?
今、考えたい「学力偏重」と「高校生以上の貧困」
先進国の子どもの状況を比較・分析しようと2000年から行われているユニセフ報告書「レポートカード」。
20年に発表された「レポートカード16」では、日本の総合順位は38カ国の中で20位という結果となった。
この結果はどんな意味を持ち、どんな状況を表しているのか。
子どもの貧困の研究者として、レポートカードのデータ提供や解説を行っている東京都立大学 人文社会学部教授で、
子ども・若者貧困研究センターのセンター長を務める阿部彩氏に話を聞いた。
https://toyokeizai.net/articles/-/605674
15▼中央教育審議会初等中等教育分科会(第136回) 配付資料
教育公務員特例法及び教育職員免許法の一部を改正する法律等について
「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会における審議経過等について
次期教育振興基本計画について
不登校に関する調査研究協力者会議報告書について
部活動の地域移行について
個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方に関する特別部会の審議状況について
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/siryo/1416449_00018.htm
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【2】ELPAのイベント・セミナー・テスト・教材・書籍
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【英語4技能プレイスメントテスト E-Vision モニターテストのご案内】
https://english-assessment.org/evision/
◆仕様:コンピュータ、タブレット、スマートフォンを使用した
ウェブサイト上の個別受験型テスト
(推奨環境:Windows10および11/Google Chrome、
その他のOS/Google Chromeは受験可能。
各機器にマイクおよびスピーカーが内蔵されていない場合、
イヤホン/ヘッドセット、インターネット接続環境が必要)
◆出題レベル:高校英語総合
◆試験時間:合計70分 ※練習問題、自由産出問題除く
・リスニング :20問25分
・リーディング:20問25分
・スピーキング:20問10分
・ライティング:20問10分
◆内容
リスニング :多肢選択
リーディング:多肢選択
スピーキング:文再現・整序/自由産出問題出題あり
ライティング:文再現・整序/自由産出問題出題あり
◆受験料:無料
◆期間:2022年4月〜11月
◆対象:高等学校/高等専門学校/短期大学・大学 等
◆人数:40名以上
◆その他
・テスト終了後、引き続きアンケートに答えていただきます。所要時間は約10分です。
・受験者名簿を事前にデータでいただきます。
・採点データは、モニターテスト実施後2週間程度でお渡しします。
※なお、詳細なスコアレポート等はご提供しません。
◆【モニター問い合わせ】
https://english-assessment.org/contact/
【イベント・セミナー】
■8月11日(木)GIGAスクール時代「だからこそ」の基本に立ち返る英語科指導法とは
〜理論と実践、そして評価まで〜
セミナー概要 https://english-assessment.org/seminar220811/
【講師】今井康人:ELPAアドバイザー/38年間にわたり5つの高等学校に勤務後、札幌大学教授に就任。教鞭を執り40年目。 ブログ:英語教育今井塾 https://yasuhitoi.exblog.jp
【日時】
2022年8月11日(木・祝)14:00〜15:30(※ログインは開始15分前から可能)
【定員】
先着150名(※定員になり次第または前日13時までで締め切り)
※満員御礼につき増席しました。
【お申し込み】Peatixからお申し込みください。(※無料)
https://elpa-seminar-20220811.peatix.com
■9月10日(土)英語4技能プレイスメントテストE-Visionは何を測るテストなのか
新年度の英語クラス分けのために、スピーキングテスト、ライティングテストは
具体的にどのような能力を測って、どのようにグループ分けを行うのが適切でしょうか。
現在、英語4技能プレイスメントテストE-Visionを開発中の先生方と考えます。
英語4技能プレイスメントテストE-Visionは、
リスニング・リーディングは2023年月、
スピーキング・ライティングは2023年7月リリース予定です。
英語4技能テスト導入をご検討中の大学・大学院・短期大学・高等専門学校等の先生方/
関係者、企業の教育ご担当者を対象とします。
Zoom Webinarにて開催します。(参加無料。同業他社の方のご参加はお断りする場合があります。)
セミナー概要 https://english-assessment.org/seminar220910/
【講師】根岸雅史(東京外国語大学大学院教授、ELPA理事長)
中野達也(駒沢女子大学教授、ELPA副理事長)
羽山恵(獨協大学准教授、ELPA理事)
【日時】
2022年9月10日(土)14:00〜15:30(※ログインは開始15分前から可能)
【プログラム】
14:00〜14:15 趣旨説明 ELPAの英語プレイスメントテスト(ELPA)
14:15〜14:45 講演 英語スピーキングとライティングの言語処理能力を測る、とは(根岸雅史)
14:45〜15:00 講演 学生の要望とE-Visionスピーキングテストモニター受験(羽山恵)
15:00〜15:15 講演 E-Vision モニターテストにおけるライティング分析(中野達也)
15:15〜15:30 質疑応答/アンケートとまとめ(ELPA)
【定員】
先着100名(※定員になり次第または前日13時までで締め切り)
【お申し込み】
Peatixからお申し込みください。(※無料)
https://elpa-seminar-20220910.peatix.com
【ELPA英語教育チャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCkQro2qd3BIZLYqSJxv7ACg/videos ※各セミナー全編動画はELPA会員に公開しています。
※非公開情報、著作権等の関係で公開していないセミナーもあります。
【ELPAコンテンツ】
▼英語4技能プレイスメントテストE-Vision
モニターテスト案内
https://english-assessment.org/evision/
【テスト・教材】
▼ELPAのテスト(中学・高校・大学・日本語)
https://english-assessment.org/test/
▼ELPAの教材・書籍・研究書
https://english-assessment.org/books/
▼ELPA Vision(https://english-assessment.org/books/)
最新号(第8号)が刊行されました。
https://english-assessment.org/elpa-wp/wp-content/uploads/2022/07/elpavision_08.pdf
【イベント・セミナー・テスト・教材に関するお問い合わせ】
特定非営利活動法人 英語運用能力評価協会
橋本 shiho@english-assessment.org
〒162-0806 東京都新宿区榎町39-3 神楽坂法曹ビル501
Tel. 03-3528-9891(平日9:00〜17:00)
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【3】ELPA事務局からのお知らせ
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<2022年度 ELPA会員募集>
▼ELPAの趣旨・事業活動に賛同してくださる会員を募集しています。
英語教育や言語テストの評価・測定に関心のある方であればどなたでも、
ELPAの会員になっていただけます。
会員には「正会員」と「賛助会員」があり、
ELPAが開催する各種の研究会やセミナーへの参加費(動画視聴含)が無料になるほか、
ELPAの分析データやテストを研究活動に活用していただくことができます。
*オンラインセミナーの過去動画視聴もできるようになります。
https://english-assessment.org/members_recruitment/
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【4】ELPA Pick Up教育セミナー・イベント・コンテンツ・サービス情報
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<教育関係セミナー・イベント>
▼New Education Expo 2022 オンデマンド申込開始!(株式会社内田洋行)
New Education Expo 2022 で開催した基調講演・特別講演の中から、
9つのセミナーについて、録画によるオンデマンド配信を実施いたします。
どなたでも無料(要申し込み)でご覧いただけますので、ぜひこの機会をご利用ください。
■視聴期間 2022年8月1日(月)〜8月31日(水)
■申込期間 2022年7月19日(火)〜8月31日(水)
■開催方法 オンデマンド(YouTubeにて視聴)
■主 催 New Education Expo実行委員会
■費 用 無料(要事前申込)
■申込み https://edu-expo.org/index.php
※セミナーの詳細はURLをご覧ください
▼GIGA環境の活用で授業が変わる!学校が変わる!
「学校DXに向けたこれからの授業」
開催日時:2022年8月6日(土曜日)10時〜11時45分
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfuqkEHulYnmX9k3HHZdFr6rg8gEV_e9KRnzgNlLGII9pA-zQ/viewform
▼8/10「子どもの学び」市民フォーラムin東京
〜学びを支える学校図書館のDXを考える 8/20 オンライン開催
https://slpa.jimdofree.com/%E7%A0%94%E4%BF%AE%E4%BA%8B%E6%A5%AD/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%A0/
▼【第2回】授業実践[2]「主体的・対話的で深い学びを実現する授業デザイン」
ICT活用教育アドバイザー事業 第2回 高等学校情報Iに関するオンライン研修会〜授業実践
1.開催日時:令和4年8月18日(木曜日)16時00分〜17時30分
2.プログラム(予定)
(1) 概要講演 京都精華大学 教授 鹿野 利春
(2) 実践事例紹介 千代田区立九段中等教育学校 主幹教諭 須藤 祥代
(3)【司会進行】奈良女子大学 非常勤講師 竹中 章勝
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/mext_01952.html
▼8/18教員向け法教育セミナー 〜学校現場と法律実務家との連携〜
https://www.moj.go.jp/housei/shihouseido/seminar_00003.html
▼8/23令和4年度 国語問題研究協議会の開催について
https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kokugo_shisaku/kyogikai/index.html
▼8/23一般社団法人日本教育情報化振興会主催
2022年度 情報教育対応教員研修全国セミナー
主体的に調べること・読むことを、日常のなかに
〜1人1台端末という環境はなにをもたらすのか
【日時】8月23日(火)10:15〜11:45 (開場10:00〜)
【会場】Web会議サービスZoomウェビナーとYouTubeLIVE上にて限定公開を行います。
【参加費】無料(通信費は自身でのご負担となります)
https://www.poplar.co.jp/pr/2022japetcec/01/
▼8/25令和4年度教職員・情報通信技術支援員(ICT支援員)著作権講習会
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seminar/2022/pdf/93728901_01.pdf https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seminar/2022/
▼8/26令和4年度 「学校魅力化フォーラム」の開催について
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tekisei/1421853_00006.htm
▼8/26・27 DIS Education EXPO 2022(ダイワボウ情報システム)
〜教育DX〜 次フェーズに向けた教育現場での取組
https://sip.dis-ex.jp/expo/
▼8/27オンラインフォーラム:探究の実践に学ぶ~探究を深める・繋ぐ〜
https://chega.osaka-u.ac.jp/event/202206223624/
▼9/3(土)「生徒が変わる探究学習のために大切なこと」参加者募集【朝日中退予防ネットワーク】
https://que.digital.asahi.com/question/11008635/?iref=tulip
<教育コンテンツ・サービス>
▼小学校キャリア教育の手引き(2022年3月)
小学校におけるキャリア教育は,初等教育から高等教育に至る系統的・組織的なキャリア教育の
基盤として極めて重要な意味を持ちます。文部科学省では,その重要性に鑑み,学習指導要領の
改訂に伴い,『小学校キャリア教育の手引き』も改訂する運びとなりました。本書が,各小学校はもとより,
関心をお持ちの多くの方々に広く活用され,キャリア教育の指導内容・指導方法の充実に
役立てられることを念願しております。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/career/detail/mext_01951.html
▼AIガバナンスとその評価(日本ディープラーニング協会)
第II期報告書『AIガバナンス・エコシステム ―AIは誰が管理・評価するのか―』(2022年7月)
https://www.jdla.org/document/#sg01
▼UNIVAS、安全安心な大学スポーツの環境を整備するため「安全安心セミナー」を定期的に開催!
「心停止の予防と対策」をテーマに8月30日開催!重篤事故の熱中症や脳震盪の予防や対策を啓蒙‼
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000060040.html
▼「夏休み!子どもと楽しむ英語学習3つのアイデア」(光村図書出版)
https://www.mitsumura-tosho.co.jp/kyokasho/s_eigo/idea_2022s/index.html
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【5】その他(調査・報告・論文・提言など)
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▼社会教育調査−令和3年度(中間報告)の結果の概要
(1)施設の状況
1 施設数の推移
公民館、社会体育施設は減少傾向にある中,図書館,博物館,生涯学習センターは増加しており過去最多。
(2)施設の運営状況
1 指定管理者別の施設数
全ての施設種で指定管理者制度の導入は増加しており,公立の社会教育施設に占める割合は全体の約3割となっている。
2 指導系職員の推移
社会教育主事の数は減少しているが,図書館の司書,博物館の学芸員のほか,社会体育施設や劇場,
音楽堂等の指導系職員の総数は増加を続けており,過去最多。
3 1施設当たりの利用者数の推移
令和2年度間における社会教育施設の1施設当たり利用者数は,前回調査と比較してすべての施設で減少。
4 図書館の国民1人当たり貸出冊数・貸出回数
令和2年度間における国民1人当たりの貸出冊数及び貸出回数は,前回調査と比較して,減少している。
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa02/shakai/kekka/k_detail/1419659_00001.htm
▼第4回 大学生の学習・生活実態調査報告書 データ集 [2021年](ベネッセ教育総合研究所)
調査項目
高校での学習状況/大学選択理由/大学の志望度/入学時の期待/大学生活で力を入れたこと/大学生活の過ごし方/教職員との交流/ 保護者との関係/友だち関係/大学教育観/学びの機会/授業方法(対面授業・オンライン授業)に対する評価/学びに対する姿勢・態度/ 大学生活で身についたこと/海外留学の意向/進路意識/建学の精神やポリシーの認知/大学生活の満足度/学びの充実/成長実感/ 社会観・就労観/就職活動・インターンシップ など
https://berd.benesse.jp/koutou/research/detail1.php?id=5772
〜今回のメールマガジンは以上です〜
※次回の配信は2022年8月8日(月)を予定しています。
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