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2023.03.31

VOL163 ELPAメールマガジン

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VOL163 ELPAメールマガジン (2023.3.31)
特定非営利活動法人(NPO)英語運用能力評価協会
https://english-assessment.org

〒162-0806 東京都新宿区榎町39-3神楽坂法曹ビル501
Tel. 03-3528-9891(平日9:00~17:00)

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ELPA事務局長の白戸です。
いつもメールマガジンをご覧いただきありがとうございます。
ELPAは2023年4月でNPOとして設立20年を迎えます。
これまでの歩みとこれからの計画を
「 ELPAのこれまでとこれから」としてまとめました。
https://english-assessment.org/history/

◆ELPAオンラインセミナー
▼探究学習」をコアとした「リーディングリテラシー」力の育成
ー高校から大学へ、「探究」をコアとした高大接続教育の取り組みー
2022年度から高校では新科目「総合的な探究の時間」が導入されました。「探究学習」で育まれる、主体的に
取り組み、課題を設定・発見する力は、大学での授業で最も必要となります。そのため大学入試でも、高校での
従来のような反復学習ではなく、探究学習を前提とした総合選抜、探究型入試が採用されつつあります。
探究学習では、PISA型読解力、具体的には①「テキストに書かれた情報が取り出せる」だけではなく、②「理解・
評価(解釈・熟考)ができる」③「テキストを利用したり、テキストに基づいて自分の意見を論じたりするなどの
活用ができる」能力が必要となります。
そのPISA型読解力=リーディングリテラシーを測定評価し、その修得やスキルアップへの道筋を示すのが
「日本語リーディングリテラシーテスト」および関連教材「新読解トレーニング 日本語リーディングリテラシー
錬成BOOK」です。
本セミナーでは、「日本語リーディングリテラシーテスト」と「新・読解力トレーニング 日本語リーディング
リテラシー 錬成BOOK」のセットをご紹介します。大学入学前教育、初年次教育でご活用いただけます。
テスト、教材の作成に当たった先生方が直接解説し、参加者のみなさんからのご質問にも答えます。
(同業他社の方のご参加はお断りする場合があります。)
【講師】
・永田麗(リーディングリテラシー研究会代表・河合塾ほか国語科講師)
・堤晋介(リーディングリテラシー研究会フェロー、算数数学・SPI非言語分野オンライン学習講師)
・難波俊樹(東京富士大学講師[4月から准教授])
・白戸治久(日本アクティブ・ラーニング学会 未来探究部会/SIG代表)
Zoom Meetings にて開催します。 (参加無料)
セミナー概要:https://english-assessment.org/seminar230413/
【日時】2023年4月13日(木)15:00ー16:30(※予定、ログインは開始5分前から可能)
【定員】先着50名(※定員になり次第または当日14時までで締め切り)
【参加費】無料
【お申し込み】Peatixからお申し込みください。(※無料)
https://elpa-seminar-20230413.peatix.com/

◆リーディングリテラシー研究会のHPが出来ました。
「日本語リーディングリテラシーテスト活用の手引き」
「探究学習・アクティブラーニング型授業資料集」を作成いたしました。
手引き・資料集をご希望の方は以下サイトをご覧いただき、ご連絡ください。
▼詳細はこちら▼
https://sites.google.com/view/jrlt2020/

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■□ ELPAからのお知らせ □■
└───────────────────
◆2023年度会員募集
ELPAの趣旨・事業活動に賛同してくださる会員を募集しています。
英語教育や言語テストの評価・測定に
関心のある方であればどなたでも、ELPAの会員になっていただけます。
会員には「正会員」と「賛助会員」があり、
ELPAが開催する各種の研究会やセミナーへの参加費(動画視聴含)が無料になるほか、
ELPAの分析データやテストを研究活動に活用していただくことができます。
オンラインセミナーの過去動画視聴もできるようになります。
▼詳細はこちら▼
https://english-assessment.org/members_recruitment/

【お問い合わせ】
特定非営利活動法人 英語運用能力評価協会
担当:橋本志保 elpa@english-assessment.org
〒162-0806 東京都新宿区榎町39-3 神楽坂法曹ビル501
Tel. 03-3528-9891(平日9:00~17:00)

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目次
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【1】ELPA Pick Up教育情報
☆今週の注目情報
▼今後の教育課程、学習指導及び学習評価等の在り方に関する有識者検討会(第3回)
【資料2】安宅和人氏提出資料(「これからの人材育成を考える」)

【2】ELPA 英語教育チャンネル・セミナー・テスト・教材・書籍
▼「新読解トレーニング 日本語リーディングリテラシー 錬成BOOK」▼
読解力は情報化社会に適応するために必要な総合スキルです。誤解や取り違えをすることなく相手の真意を
とらえ、文脈の中での言葉の使われ方に注意して読み解くことが肝要です。
言葉を前後の文脈から切り離しても正しい内容は理解できません。正確な内容理解に必要なのは、周囲の
記述との関係性に注意をはらい、かつ異なる情報を組み合わせたうえで、「語意」や「文意」を把握することです。
本書は20年間英語能力を評価してきたNPOが日本語文章を読み解くスキルを鍛えるために開発した、
トレーニングテキストです。
https://english-assessment.org/books/

【3】事務局からのお知らせ
▼2023年度会員募集▼
ELPAの趣旨・事業活動に賛同してくださる会員を募集しています。
https://english-assessment.org/members_recruitment/

【4】Pick Up教育セミナー・イベント・コンテンツ・サービス情報
▼「サイエンスウィンドウ 子ども版」4点を電子書籍(無料)として公開しましたのでご案内いたします。

【5】その他(調査・報告・論文・提言など)
▼「THE日本大学ランキング2023」
▼21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児) 特別報告

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【1】ELPA Pick Up教育情報
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◇【新しい時代の学びについて】
▼今後の教育課程、学習指導及び学習評価等の在り方に関する有識者検討会(第3回)会議資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/184/siryo/mext_00002.html
【資料2】安宅和人氏提出資料(「これからの人材育成を考える」)
https://www.mext.go.jp/content/20230328-mxt_kyoiku01-000028726_02.pdf

▼教育データの利活用に関する有識者会議(第17回)会議資料
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00534.html
・ 小・中・高等学校等の子供の学びの保障の観点から、児童生徒が学校や家庭において、学習や
アセスメントができるCBTシステム
・文部科学省が開発(事業者連合体のコンソーシアムに委託)
・ 令和2年度に実証を行い、令和3年度から希望する全国の小・中・高等学校等での活用を開始。
現在、公立小学校の70%超、公立中学校のほぼ全てが登録(ほぼ全ての自治体、約2.5万校、約830万人が
登録)
・ 国や地方自治体等の公的機関等が作成した問題約40,000問を活用可能
・「GIGAスクール構想」 により実現する 「1人1台端末」 を活用した 「デジタルならでは」 の学びを実現
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/20230322-mxt_syoto01-195246_1-1.pdf
・教育データの利活用に係る留意事項(第1版) 概要
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/20230322-mxt_syoto01-195246_2.pdf
・教育データの利活用に係る留意事項について
文部科学省では、教育委員会・学校において教育データの利活用が進む中で、セキュリティや個人情報等に
関して心配の声があることを受け、「教育データの利活用に関する有識者会議」の議論を踏まえて、教育データの
利活用の安全・安心を確保する観点から留意すべきポイント等をまとめました。個人情報の適正な取扱いや
プライバシーの保護は大前提としながら、「教育データの利活用」と「安全・安心」の両立が実現されることが
重要です。教育委員会・学校において、教育データの利活用を進めていく際の参考として、必要な場面に応じて、
本留意事項を活用し、安全・安心に教育データを利活用いただきたいと思います。
https://www.mext.go.jp/a_menu/other/data_00007.htm

▼令和4年度「学術情報基盤実態調査」の結果報告について
-大学における大学図書館及びコンピュータ・ネットワーク環境の現状について-
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2022/1418398_00001.html

▼ケンブリッジなど「世界最高峰の授業」も受講可能に…教育×テクノロジーの現在地
「受動的な教育」から「能動的な教育」への変化
これまでの教育は「暗記させること」に特化しており、とにかく多くの知識を詰め込むためのカリキュラム主体
でした。この「詰め込み型」の教育形態は、長年にわたって受け継がれてきました。
決められた時間に学校へ通い、興味があろうとなかろうと、クラスごとにひとりの教師から勉強を習うというこの
風習に、ひとつの変化が生まれようとしています。それは「受動的な教育制度」から「能動的な教育制度」への
変化です。
読み書きなどの基本的な勉学は必要不可欠であり、これを省くということはありませんが、教わるだけの
一方通行から、自分が興味を持ったことを深堀りしていこうとする動き。これこそ大きな変化だといえるでしょう。
こうした動きが生まれた背景には、教育テックの発展があります。かつては教師が黒板に書いたことをノートに
記して覚えた学校教育ですが、今では試験的にではあるものの、PCやタブレットを使って授業が行われて
います。
https://gentosha-go.com/articles/-/50314

◇【教育改革・評価・教育データ・ICT】
▼学校の「過酷な勤務実態」に危機感、GIGAスクール構想の下での校務DXの可能性
ICT導入してもラクにならない典型的な問題点
GIGAスクール構想によって、児童生徒の1人1台端末や大容量の通信ネットワークが整備され授業や学習の
ICT化が大きく進んだ。だが一方で、教職員用の端末が整備されていない自治体があるほか、「校務のDXは
問題山積」だと話すのは教育研究家の妹尾昌俊だ。「校務」と呼ばれる事務作業などにもICTが導入されて
便利になっているはずなのに、どうして先生たちは忙しいままなのか?妹尾氏に考察してもらった。
https://toyokeizai.net/articles/-/660415

▼「主体的学び」さらに推進=全てにQRコード掲載―小学校教科書検定・文科省
文部科学省は28日、小学校で2024年度から使用される教科書の検定結果を公表した。新しい指導要領に
なってから2回目の検定で、各教科書会社は前回に続き「主体的・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング=
AL)を重視。児童生徒に1人1台の情報端末を配備する「GIGAスクール構想」がほぼ完了した中、申請のあった
全11教科の教科書でQRコードが掲載された。
https://www.theheadline.jp/breakings/news/27141

▼GIGAスクール構想で変わる「通知表」今後のあり方とは
この5年から10年ほどの間に日本中の学校での通知表の作成方法が変わってきました。これまでは「手書き」で
あったものが「印刷」したものを配布する形に変わっている学校が多いようです。そういった変化により教師
(学校)が配慮する事柄にも変化が生じてきています。今回は教員が通知表に関して考えておくと良いこととして
「通知表に関して配慮すること」「これからの通知表のあり方」という2つをテーマとしたいと思います。
https://reseed.resemom.jp/article/2023/03/20/5889.html

▼情報活用能力を育む授業づくりガイドブック 中学校編
学習指導要領では、学習の基盤となる資質・能力の1つとして情報活用能力が位置付けられましたが、
2020年度の事業では、授業の構想及び実践に資する学習のプロセスに情報活用能力を位置づけた
指導指標「情報活用能力ベーシック」を開発しました。
https://www.japet.or.jp/publications/lesson-plan-guide-for-jhs/

◇【英語教育・言語教育・STEAM・社会・環境】
▼AIで変わる語学学習!「ChatGPT」などを使った効果的な英語勉強法
英語をはじめとした外国語を習得するために学習を続ける人たちが数多くいる。最近は語学学習の
アプリケーションにAI(人工知能)が取り入れられて、これまでと様相が変わってきている。話題の
「ChatGPT」という言語系AIはテレビのワイドショーでもその存在が紹介されるほどに関心を集めているが、
実際にAIをどのように活用したら語学学習が効果的に変化するのだろうか?
[INDEX]
Grammarly(グラマリー)
DeepL(ディープエル)
ChatGPT(チャットジーピーティー)
https://marieclairejapon.com/culture/106329/

▼Google翻訳、DeepL「英語力」はITツールで補える
ビジネスでも勉強でも役立つ無料ツール8選
https://toyokeizai.net/articles/-/661527

▼「偏差値トップクラスの大学でも基本的な言葉すら知らない」
現代人の語彙力の低下と、その鍛え方 宮崎哲弥×齋藤孝
――日本人の語彙力の低下が叫ばれて久しく、いまでは子どものみならず、大人の表現力の低下が深刻化して
います。
宮崎 語彙力の低下を如実に感じたのは、もう10年近く前になります。何かの集まりで、学生に大学構内の
集合場所を聞いたら、「木が一カ所にいっぱい植えられているところで……」と言う。それでは要領を得ないので
よく聞いてみると、どうも「植え込みの前」と言いたいらしい。驚いて「植え込み」という言葉を知らないのかと聞くと
「はい」と、すまし顔で答えたんですね。あえて申し上げますが、偏差値トップクラスの大学での出来事です。
齋藤 いまや「憤懣(ふんまん)やるかたない」と言っても、多くの人はよくわからないという表情をしますね。
だから、「怒りをどこにもぶつけられない」と、別のわかりやすい言葉で言い換えなければいけない。ほんとうは
出くわした状況にぴったり合う言葉があるのに、わざわざぼんやりした表現に置き換えている。そんな時代に
なっています。
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/03211057/

◇【教育資料・コラム・書評】
▼教育者・工藤勇一氏が大人にも伝えたい「自律」の意味と日本が変わるための教育
工藤:僕が目指していることを100とすると、麹町中学校で実現してきたことは実は10程度。まだまだこれから
です。神奈川県は公立を目指す子どもが多いので、私立の学校というのは生徒の半数以上が第二志望で入って
きている。そのなかで横浜創英高等学校はもともと部活動が盛んで、吹奏楽部は200名を超える名門校、
サッカー部もインターハイに出場するなど全国クラスで、私立ならではのきめ細やかで丁寧に生徒をサポートする
ような学校だったんです。私が就任してからは、自分で考えて行動する「自律型」、さらに「多様性」を尊重する
風土に180度入れ替えているところです。修学旅行を自分たちで企業に掛け合って計画したり、社会とつながる
「リアルな教育」を実施したり、子どもたちが自律して学んでいける仕組みをどんどん取り入れています。
いずれかは、学年・学級の概念も取っ払えるような仕組みも作りたいですね。また生徒が職員会議に参加して
くれたらいいな、なんて思っています。
https://getnavi.jp/book/843845/

▼学校崩壊の危機― “ブラック職場” で志望者も減少、深刻化する教員不足
全国的な教員不足が深刻化している。休職、退職した教員の穴埋めも難しい状況だ。いじめ対応、不登校や
特別支援学級の生徒のケアなど業務は多岐にわたり、長時間労働だが残業代は出ない。そんな仕事に未来は
ないと、教員志願者の数は減少の一途。働き方改革実現のための抜本的な施策が必要だ。問題の背景と
解決策について専門家に聞く。
採用試験で「定員割れ」
最近、主要メディアが深刻な教員不足を大きく取り上げている。日本経済新聞は、独自調査で、2022年5月1日
時点で全国の公立小中高と特別支援学校2092校(全体の約6%)で2778人の欠員が生じていたと報じた。
21年同時点の文部科学省調査 (1519校・計2065人)と比較すると、約3割増だ。
https://www.nippon.com/ja/in-depth/d00887/

▼スマホ長時間利用で「脳に影響・学力低下」調査結果 スマホどう使う?〈宮城〉
東北大学 川島隆太 教授
「仙台市に住んでいる子供たち全員を調べた結果、どうも一日1時間以上、スマホを使うと、学力が極端に下がる
ということが分かっている。スマホを使った長さに応じて子供の学力が低くなるデータが毎年出ている」
川島教授の研究グループは、2008年から仙台市教育委員会と合同で、仙台市内の公立の小中学校や高校に
通う子供たちの学力と「スマホの利用時間」など生活習慣との関係を調べています。その結果、睡眠時間と学習
時間が同じ子供でも、スマホの利用が1時間未満の子供に比べて、1時間以上利用した子供は全教科の平均
偏差値が4.4ポイントほど低いことがわかりました。さらに、仙台市内に住む5歳から18歳の子供224人を
対象に脳の発達具合を調査した結果…。
東北大学 川島隆太 教授
「毎日のようにインターネットを使っている子供たちは、脳の3分の1位の領域で、脳の状態が3年前と同じ状態だ
ということがわかりました。脳の発達が止まっていたということになります」
https://www.fnn.jp/articles/-/504497

▼擬似ベーシックインカムで大学生の奨学金問題解決を
日本の奨学金制度は、投資効果を重視するあまり、低所得者層と中間層の分断を産んでいる。複雑な
制度設計は、国民の不信感を生み、学生も明るい将来を描くことができない。課題解決のために筆者が
提案するのは、大学生等を対象にした疑似的なベーシックインカムの導入である。
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/29725

▼ChatGPTは大学教育のレベルを間違いなく高める――「米国最高の教授」がそう言い切るこれだけの理由
私の授業の1つでは過去10年間、完全に手作りの試験か口頭試問しか行っていない。そのため不正の疑いが
ある事例はゼロ。受講後の学生からは、私の授業(口頭での質疑応答、自発的シミュレーション、具体的な
問題設定)は就職後の仕事での経験に最も近かったという感想が寄せられている。
英語の「競争する(compete)」の語源は、「高める」という意味のラテン語だ。チャットGPTは登場の瞬間から、
AIと人間の競争は避けて通れないことを明らかにした。だが同時に、大学教育のレベルを間違いなく高める
だろう。教員たちよ、パニックにならず、賢くなろう。
https://www.newsweekjapan.jp/sam/2023/03/chatgpt.php

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【2】ELPAのイベント・セミナー・テスト・教材・書籍
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【イベント・セミナー】
◆ELPAオンラインセミナー
▼探究学習」をコアとした「リーディングリテラシー」力の育成
ー高校から大学へ、「探究」をコアとした高大接続教育の取り組みー
2022年度から高校では新科目「総合的な探究の時間」が導入されました。「探究学習」で育まれる、主体的に
取り組み、課題を設定・発見する力は、大学での授業で最も必要となります。そのため大学入試でも、高校での
従来のような反復学習ではなく、探究学習を前提とした総合選抜、探究型入試が採用されつつあります。
探究学習では、PISA型読解力、具体的には①「テキストに書かれた情報が取り出せる」だけではなく、②「理解・
評価(解釈・熟考)ができる」③「テキストを利用したり、テキストに基づいて自分の意見を論じたりするなどの
活用ができる」能力が必要となります。
そのPISA型読解力=リーディングリテラシーを測定評価し、その修得やスキルアップへの道筋を示すのが
「日本語リーディングリテラシーテスト」および関連教材「新読解トレーニング 日本語リーディングリテラシー
錬成BOOK」です。
本セミナーでは、「日本語リーディングリテラシーテスト」と「新・読解力トレーニング 日本語リーディング
リテラシー 錬成BOOK」のセットをご紹介します。大学入学前教育、初年次教育でご活用いただけます。
テスト、教材の作成に当たった先生方が直接解説し、参加者のみなさんからのご質問にも答えます。
(同業他社の方のご参加はお断りする場合があります。)
【講師】
・永田麗(リーディングリテラシー研究会代表・河合塾ほか国語科講師)
・堤晋介(リーディングリテラシー研究会フェロー、算数数学・SPI非言語分野オンライン学習講師)
・難波俊樹(東京富士大学講師[4月から准教授])
・白戸治久(日本アクティブ・ラーニング学会 未来探究部会/SIG代表)
Zoom Meetings にて開催します。 (参加無料)
セミナー概要:https://english-assessment.org/seminar230413/
【日時】2023年4月13日(木)15:00ー16:30(予定、※ログインは開始5分前から可能)
【定員】先着50名(※定員になり次第または当日14時までで締め切り)
【参加費】無料
【お申し込み】Peatixからお申し込みください。(※無料)
https://elpa-seminar-20230413.peatix.com/

▼『ニューノーマル時代における大学入試と入学前教育』(予定)
次回5月13日(土)に予定するセミナー(対面開催)では実際に参加者のみなさんにオンラインテストでの
不正防止用機器をお試しいただく予定です。

【ELPAテスト・教材】
▼E-Vision▼
https://english-assessment.org/evision/
▼リーディングリテラシー研究会にHPが出来ました▼
https://sites.google.com/view/jrlt2020/
▼「新読解トレーニング 日本語リーディングリテラシー 錬成BOOK」▼
読解力は情報化社会に適応するために必要な総合スキルです。誤解や取り違えをすることなく相手の真意を
とらえ、文脈の中での言葉の使われ方に注意して読み解くことが肝要です。
言葉を前後の文脈から切り離しても正しい内容は理解できません。正確な内容理解に必要なのは、周囲の
記述との関係性に注意をはらい、かつ異なる情報を組み合わせたうえで、「語意」や「文意」を把握することです。
本書は20年間英語能力を評価してきたNPOが日本語文章を読み解くスキルを鍛えるために開発した、
トレーニングテキストです。
https://english-assessment.org/books/
▼ELPAのテスト(中学・高校・大学・日本語)▼
https://english-assessment.org/test/
▼ELPAの教材・書籍・研究書▼
https://english-assessment.org/books/
▼ELPA Vision(https://english-assessment.org/books/
最新号(第8号)が刊行されました。
https://english-assessment.org/elpa-wp/wp-content/uploads/2022/07/elpavision_08.pdf
【ELPA英語教育チャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCkQro2qd3BIZLYqSJxv7ACg/videos
※各セミナー全編動画はELPA会員に公開しています。
※非公開情報、著作権等の関係で公開していないセミナーもあります。

【イベント・セミナー・テスト・教材に関するお問い合わせ】
特定非営利活動法人 英語運用能力評価協会
橋本 shiho@english-assessment.org
〒162-0806 東京都新宿区榎町39-3 神楽坂法曹ビル501
Tel. 03-3528-9891(平日9:00~17:00)

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【3】ELPA事務局からのお知らせ
──────────────────────────────
【ELPA会員募集】
ELPAの趣旨・事業活動に賛同してくださる会員を募集しています。
英語教育や言語テストの評価・測定に
関心のある方であればどなたでも、ELPAの会員になっていただけます。
会員には「正会員」と「賛助会員」があり、
ELPAが開催する各種の研究会やセミナーへの参加費(動画視聴含)が無料になるほか、
ELPAの分析データやテストを研究活動に活用していただくことができます。
*オンラインセミナーの過去動画視聴もできるようになります。
▼詳細はこちら▼
https://english-assessment.org/members_recruitment/

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【4】ELPA Pick Up教育セミナー・イベント・コンテンツ・サービス情報
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【教育関係セミナー・イベント】
▼4/8ちょっとした工夫で楽になる!クラウドを活用したこれからの教員の働き方
主催   Google for Education
開催日時 2023年4月8日(土) 13:00 – 14:15
申込締切 2023年4月7日(金) 17:00 まで
参加費  無料(事前登録制・参加者数無制限)
視聴方法 YouTube 配信(見逃し配信あり)
https://rsvp.withgoogle.com/events/gfe-20230408

【教育コンテンツ・サービス】
▼ 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)がこれまでに発行し、長期にわたり、学校・教育関係、ご家庭の
みなさまに好評を博している「サイエンスウィンドウ 子ども版」4点を電子書籍(無料)として公開しましたので
ご案内いたします。
【サイエンスウィンドウ 子ども版】
・もっと知りたい!遺伝のこと(2016年)
・もっと知りたい!感染症(2015年)
・もっと知りたい!わたしのからだ(2014年)
・放射線ってなあに(2013年)
→サイエンスウィンドウのマガジン一覧|子ども版
https://scienceportal.jst.go.jp/magazines/index.html@magazines_cat=sciencewindow&magazines_sciencewindow=child
※表紙画像からご希望のメディア(PDF/電子書籍)を選択することができます。

・スピーキングテストにはオンライン英会話が最適!都立高校入試に導入されたESAT-Jも解説
https://kimini.online/blog/archives/32279

・6割以上の親が就学前の英語教育は必要だと回答!小学校の英語教育の必修化についての不安点も判明!
保育園や幼稚園に英語のレッスンが欲しいと思っている親の割合とは
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000083470.html

・サンリオ、教育事業へ参入…英語教材「Sanrio English Master」発売
https://resemom.jp/article/2023/03/24/71524.html

・忙しい40〜50代でも「英語力」は十分上げられる
中学レベル「TOEICブリッジ」に1年計画で挑戦
https://toyokeizai.net/articles/-/661519

・教育現場の課題解決の一助に。学習指導要領に沿ったWEBサイト。教育現場での活用方法を公開。
食育コンテンツ『食生活アカデミー』に教員向けページ「教育関係者・保護者のみなさまへ」を新設
新年度に向けて3月にサイト公開
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000397.000044559.html

・地方自治の未来をひらく社会教育
https://www.jichiken.jp/book/9784880377537/

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【5】その他(調査・報告・論文・提言など)
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▼「THE日本大学ランキング2023」
https://japanuniversityrankings.jp/
THE 日本大学ランキング2023-1位は東北大、ICUが初のトップ10入り
https://japanuniversityrankings.jp/topics/00237/

▼21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児) 特別報告
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa08/21seiki/kekka/mext_00002.html
21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)特別報告のポイント (PDF:736KB)
https://www.mext.go.jp/content/20230316-mxt_chousa01-000028304_01.pdf

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~今回のメールマガジンは以上です~

次回の配信は2023年4月7日(金)を予定しています。

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【発行】特定非営利活動法人 英語運用能力評価協会
〒162-0806 東京都新宿区榎町39-3 神楽坂法曹ビル501
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Fax: 03-3528-9892
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お急ぎの際は、080-4724-6046までご連絡ください。
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