VOL157 ELPAメールマガジン
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VOL157 ELPAメールマガジン (2023.2.17)
特定非営利活動法人(NPO)英語運用能力評価協会
https://english-assessment.org
☆HPが新しくなりました
〒162-0806 東京都新宿区榎町39-3神楽坂法曹ビル501
Tel. 03-3528-9891(平日9:00~17:00)
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ELPA事務局長の白戸です。
いつもメールマガジンをご覧いただきありがとうございます。
2023年2月より発行日を毎週金曜に変更させていただきます。
内容もより「新しい学び」を意識したものをお届けする予定です。
※次号は2月24日(金)配信予定です。
引き続きよろしくお願いいたします。
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■□ ELPAからのお知らせ □■
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▼ELPAオンラインセミナー今後の予定
◆3月10日(金)15時ー16時(オンライン開催)
「学術リテラシー」の基礎となる「リーディングリテラシー」力の育成
ー大学入学前教育から初年次教育に向けての取り組みー
・永田麗(リーディングリテラシー研究会代表・河合塾ほか国語科講師)
・堤晋介(リーディングリテラシー研究会フェロー、算数数学・SPI非言語分野オンライン学習講師)
・難波俊樹(東京富士大学非常勤講師、東京女子学園中学校・高等学校先端学習部長)
※学術リテラシー:高校までに学んだことを大学生としての視点から学修するために必要な基盤能力
大学生として「自ら課題を見つけ、内容を理解・思考・判断してまとめ、他者へ伝える」力
◆3月22日(水)15時−17時(オンライン開催)
『ニューノーマル時代における大学入試と入学前教育』
◯ーオンライン入試テストにおける公平性を含めてー
・楊 達(ヨウ タツシ)早稲田大学文学学術院文学部教授 ・中国語教育総合研究所所長
◯入学後の学修に向けた入学前教育とプレイスメントテストのあり方
・白戸 治久(英語運用能力評価協会事務局長)
【セミナーお問い合わせ】
特定非営利活動法人 英語運用能力評価協会
担当:橋本志保 elpa@english-assessment.org
〒162-0806 東京都新宿区榎町39-3 神楽坂法曹ビル501
Tel. 03-3528-9891(平日9:00~17:00)
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目次
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【1】ELPA Pick Up教育情報
☆今週の注目情報
▼今後の教育課程、学習指導及び学習評価等の在り方に関する有識者検討会
▼次期教育振興基本計画について(答申(素案)) 【概要】
▼学校の「著作権」トラブル、例外規定の範囲は?掲示物や動画、音楽の利用に注意
【2】ELPA 英語教育チャンネル・セミナー・テスト・教材・書籍
▼「新読解トレーニング 日本語リーディングリテラシー 錬成BOOK」
https://english-assessment.org/books/
リーディングリテラシー研究会のHPが出来ました。
https://sites.google.com/view/jrlt2020/
【3】事務局からのお知らせ
▼ELPAの趣旨・事業活動に賛同してくださる会員を募集しています。
https://english-assessment.org/members_recruitment/
【4】Pick Up教育セミナー・イベント・コンテンツ・サービス情報
▼日本教育情報化振興会「教育の情報化推進フォーラム」
【5】その他(調査・報告・論文・提言など)
▼「高等学校等における危機管理ガイドライン」の策定に関する検討会
▼こども家庭庁設置に伴う文部科学省関係省令・告示の整備等に関する 省令・告示案に関するパブリック・
コメントを実施
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【1】ELPA Pick Up教育情報
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【新しい時代の学びについて】
1▼今後の教育課程、学習指導及び学習評価等の在り方に関する有識者検討会(第2回)会議資料
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/2022/mext_00019.html
現行学習指導要領の改訂の背景等について
○ 「予測困難な時代」であり,新型コロナウイルス感染症により一層先行き不透明となる中,私たち一人一人,
そして社会全体が,答えのない問いにどう立ち向かうのかが問われている。目の前の事象から解決すべき課題を
見いだし,主体的に考え,多様な立場の者が協働的に議論し,納得解を生み出すことなど,正に新学習指導要領
で育成を目指す資質・能力が一層強く求められていると言えよう。
○ また,新型コロナウイルス感染症の感染拡大は,例えばテレワーク,遠隔診療のように,世の中全体の
デジタル化,オンライン化を大きく促進している。学校教育もその例外ではなく,学びを保障する手段としての
遠隔・オンライン教育に大きな注目が集まっている。ビッグデータの活用等を含め,社会全体のデジタル
トランスフォーメーション加速の必要性が叫ばれる中,これからの学校教育を支える基盤的なツールとして,ICTは
もはや必要不可欠なものであることを前提として,学校教育の在り方を検討していくことが必要である。
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/20230130-mxt_kyoiku02-000027227_01.pdf
2▼教育データの利活用に関する有識者会議(第16回)会議資料
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00510.html
学習eポータル標準化の推進について
◎文部科学省教育データ標準において、「教育データの相互運用性を確保するための技術的標準」を位置づけ、
その中で学習eポータル標準モデルを規定。
(https://www.mext.go.jp/a_menu/other/data_00001.htm#eportal_model)
◎ICT CONNECT 21において、事業者、研究者、学校関係者(約40社、約90人)により、学習eポータルの標準
モデルや技術規格などを検討し、「学習eポータル標準モデル」を2021年3月に公表。2022年3月に改定し、
「学習eポータル標準モデル version2.00」を公表。2022年度内に「学習eポータル標準モデル version3.00」を
公表予定。
(https://ictconnect21.jp/document/eportal/#standard)
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/20230206-mxt_syoto01-000026597-1-1-1.pdf
3▼中央教育審議会教育振興基本計画部会(第13回)会議資料
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/2019/09/1421377_00041.html
次期教育振興基本計画について(答申(素案)) 【概要】
2040年以降の社会を見据えた持続可能な社会の創り手の育成
日本社会に根差したウェルビーイング(※)の向上
誰一人取り残さず、全ての人の可能性を引き出す
共生社会の実現に向けた教育の推進 地域や家庭で共に学び支え合う社会の実現に向けた教育の推進
教育デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進
計画の実効性確保のための基盤整備・対話
グローバル化する社会の持続的な発展に向けて学び続ける人材の育成
・将来の予測が困難な時代において、未来に向けて自らが社会の創り手となり、課題解決などを通じて、
持続可能な社会を維持・発展させていく
・社会課題の解決を、経済成長と結び付けてイノベーションにつなげる取組や、一人一人の生産性向上等による、
活力ある社会の実現に向けて「人への投資」が必要
・Society5.0で活躍する、主体性、リーダーシップ、創造力、課題発見・解決力、論理的思考力、表現力、チーム
ワークなどを備えた人材の育成
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/000214286.pdf
4▼生涯学習分科会(第123回) 配付資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo2/siryou/1422064_00020.htm
今後の生涯学習・社会教育の振興方策(具体策)(案)について
社会教育士の活躍促進や、社会教育士の横のつながりを強化するため、社会教育主事講習・養成課程の実施
機関である大学等の協力も得ながら、社会教育人材のネットワークを構築・展開する。
- ネットワーク化の手法を調査・検討した上で、令和5年度中にネットワークを構築し、展開を図る。
- 研修情報の周知、イベントや個別相談対応への協力依頼等ネットワークを活用する。
- 対象者、活用方法等の詳細は、集約する情報の種類(氏名や属性等)や、集約の主体・手法等とあわせて検討
する。また、ネットワークの自主的な活用や人材の確保の観点から、社会教育主事OBや社会教育主事養成課程
の学生等の活用も検討する。
- ネットワークの構築・展開にあたっては、デジタルバッジ等の活用可能性もあわせて検討する。
https://www.mext.go.jp/content/230213-mxt_syogai03-000027488_5.pdf
5▼Celeronで「十分」と評価する教育現場の常識。GIGAスクールの更新需要は2025年度か?
Celeronでも十分であるという実態
だが、教育現場では、このスペックでも、十分な性能を備えていると評価が下されている。
MM総研による今回の調査は、全国の教育委員会の指導主事を対象に電話調査によって実施。1,135自治体
からの有効回答を得ている。
調査では、児童生徒用端末の端末の(ママ)スペックについて、「十分な性能を備えていますか」と質問した
ところ、「十分備えている」との回答が38%、「備えている」が54%に達し、合計で92%を占めた。また、「あまり備えて
いない」が8%となり、「全く備えていない」という回答は、集計上では0%となった。
GIGAスクール構想では、整備された端末のうち、Windowsは30.4%、Chrome OSが40.1%、iPadが29%、
AndroidやMacOSなどのその他が0.5%となっており、今回の評価は、すべてがCeleron搭載PCに対するもの
ではない。
だが、主要メーカーが用意したGIGAスクール構想向け端末は、Windows PCおよびChromebookともに、
Celeronが主流となっている。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/1477108.html
【教育改革・評価・教育データ】
6▼「難関大学合格は運なのか努力なのか」哲学研究者が考える大学共通テストで”親ガチャ問題”出題の意図
「運・ツキ派」と「努力派」の分断を超える
ここで批判されている社会のあり方は、しばしば「メリトクラシー」と呼ばれ、この言葉は「功績主義」や「能力主義」
と訳される。
メリトクラシーは、生まれ持った家柄や階層などに依存する身分社会や階級社会に比べて、競争と個人の能力に
依存するだけフェアだと考えられていた。しかし、すでに見たように、「能力」や「功績」が素直に個々人だけの
問題だと言えず、公正とは言えない。メリトクラシーに問題があるとすれば、私たちは努力や成功をどう考えれば
いいのだろうか。
大学共通テストに出たメリトクラシーの問題
2023年1月の共通テストの本試「倫理」でも、メリトクラシーの話題が登場している(科目名は「倫理、政治・経済」
だが、ここでは「倫理」と表記する)。「倫理」の問題文には、学生たちがメリトクラシーについて対立する考えを語り
合う会話文が登場する。私なりにわかりやすくまとめると、大体こういう内容だ。
「金持ちの子どもは運がいいな」
「親を子どもは選べないんだから、問題は子どもが努力するかどうかでしょ」
「親が子どもの教育機会を提供するわけで、子どもの教育は経済的な格差と連関するから、社会が埋め合わせ
ないといけないんじゃない?」
「そうかもしれない。でも個人の努力は評価すべきだよね」
「それはそう。でも、努力する習慣が生まれるかどうかは個人の問題にならないんじゃないかな。どういう学校環境
だったか、どういう先生に出会ったかとか」
「なるほど。ただ、努力する人が尊重されないのはフェアじゃないよね……」
https://president.jp/articles/-/66171
7▼学校の「著作権」トラブル、例外規定の範囲は?掲示物や動画、音楽の利用に注意
イラスト無断利用で「10万円超の賠償金」事例も
「『学校通信』を学校のホームページに上げたら、損害賠償を請求された――」。ICT教育の推進や「1人1台
端末」の普及で、教育現場はインターネット上のさまざまなコンテンツにアクセスできるようになった。しかし昨今、
教員や児童・生徒、保護者による著作権トラブルが頻発している。例えば、教員が校務の中で無意識に著作権を
侵害していたり、児童・生徒が私生活で学校と同様に著作物を扱って逮捕されたり。あいまいな理解では、大人も
子どもも知らないうちに罪を犯しかねない。いま一度、学校における著作物の扱いについて整理するとともに、
トラブルを未然に防ぐポイントを「学校著作権ナビゲーター」で東京学芸大こども未来研究所の原口直氏に
聞いた。
著作物を「例外的に」使えるのは「授業」だけ
学校の教員による著作権侵害が相次いでいる。2022年9月から23年1月の短期間に、神奈川県、愛媛県、
佐賀県の小中学校が著作権者に無断で「学校通信」にイラストを掲載したとして、各自治体が約11万〜12万円
の賠償金を支払った事案が次々と報じられた。また、愛媛県の別の中学校は著作権者に無断でホームページに
イラストを利用していたとして、市が賠償金27万5000円を支払ったとも発表されている。
こうした事件を防ぐために押さえておきたい「著作権の基本」を、「学校著作権ナビゲーター」として研修や講演を
行う元中学校教諭の原口直氏はこう解説する。
「一言で言えば、『作品は作った人のもの』ということです。日常生活でも、他人のものを使うときは相手に許可を
取りますよね。それはイラストや写真、音楽や動画などでも同じなのです」
https://toyokeizai.net/articles/-/645726
8▼不登校特例校の先駆け「高尾山学園」、登校率約70%・進学率95%超の理由
大人が徹底して寄り添う組織体制を独自に構築
年々増加している小・中学校の不登校児童生徒数。文部科学省による2021年度の全国調査では過去最多の
24万4940人となった。そんな中、対応策の1つとして改めて注目されているのが「不登校特例校」だ。中央教育
審議会部会の「次期教育振興基本計画(23~27年度)」の審議経過報告案には、全国に300校の設置を目指す
ことが明記された。既存の不登校特例校では、これまでどのような成果や課題があったのか。不登校特例校として
約20年の実績がある八王子市立高尾山学園で校長を務める、黒沢正明氏に話を聞いた。
https://toyokeizai.net/articles/-/650411
【英語教育・言語教育・STEAM・社会・環境】
9▼世界のポリグロットから学ぶ、外国語学習の原則と実践
外国語習得で最も大切な5つの実践を紹介している
- 1. 間違えること
語学習得とは、自分が使ってきた言葉のデータベースには無い発音や文法を新に学ぶこと。繰り返し間違いを
犯しこれを正すのが新しい発音や文法を習得に欠かせないプロセス。
- 2. 母国語の発音表記に引きずられない
母国語の発音表記に引きずられること無く、習得言語の正しい発音表記のルールを学び、ネイティブと同じ
発音を再現できる方法を習得する。
- 3.間違いを正してくれる先生を探す
身近にネイティブスピーカーがいない場合は、SkypeやCraigslistなどを活用してもよい。
https://www.zaikei.co.jp/article/20230204/707774.html
10▼英会話を映画で勉強する方法とは?メリットやデメリットも紹介
- 1回目は日本語の字幕付きで鑑賞する
映画を楽しむとともに、ストーリー自体や登場人物を理解するためです。
- 好きなフレーズがあったら口に出してみる
好きなセリフ、かっこよいセリフってありますね。それを自分でも真似して言ってみます。映画ですからスラングや
イディオムもありますね。この場合、リスニング力も必要になってきますが繰り返すことで言えるようになっていき
ます。ぜひ、役者の声のトーンも真似て口に出してみましょう。
- 字幕なしで鑑賞する
日本語字幕で観た後に、無い状態で見れば当然難しいです。いきなり字幕無しで英語を理解できるということは
ないからです。しかし、ずっと字幕をつけているとどうしてもそこに頼ってしまいます。字幕なしでどこまで理解
できるか、集中した状態で英語のリスニングを試してみます。
- 英語の字幕付きにして鑑賞する
次に英語の字幕付きにしてみます。字幕のない状態から一転、知っているフレーズが急に見つかったり、聞き取れ
なかった会話が理解できることがあります。
https://kimini.online/blog/archives/30797
11▼東京都の英語スピーキングテストで採点ミス なぜ起きた?
採点後の音声データ検証で…
今回の採点ミスに、都の教育委員会が気づいたのは、採点結果が生徒に通知されたあとに行われた
音声データの検証がきっかけでした。
都の教育委員会によりますと、テストの運営を担った教育サービス大手のベネッセがテストのあとに音声データの
検証を行うことになっていました。
1月26日までにテストを受けた全員分の採点結果が通知されたあと、1月27日から2月5日にわたって、
ベネッセから委託を受けて採点を担当したフィリピンの英語の指導資格を持つ現地講師が全員分の解答用の
音声データを聞き直したということです。
その結果、生徒の解答の音声データの一部に「ザー」という機械音だけが聞こえるものがあることがわかり、
改めて検証が行われることになりました。
検証にあたっては、採点で使われたヘッドセットのマイクを通じて録音された音声データではなく、タブレット端末に
備え付けられたマイクを通じて録音されたバックアップ用の音声データが使われました。
その結果、バックアップの音声データには解答が正しく録音されているものがあり、採点し直した結果、8人の
成績が誤って低く採点されていたことがわかったということです。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20230207c.html
12▼STEAM教育者の中島氏 万博で「創る学び」うねりに
――日本でのSTEAM教育のとらえ方に疑問を感じることもあるそうですね。
中島 はい。思想を取り入れる際に注意したいのは、それがどういうコンテクスト(文脈)から生じたのかも
理解すべきだということです。STEM教育もSTEAM教育も、根底には米国社会における経済格差の解消という
狙いがありました。決して一握りの高度人材の育成が目的ではないのです。
むしろ、ITスキルなどの定着を下支えすることで、人種や世帯年収の違い、移民かどうか、障がいの有無などに
かかわらず、多様な人々の可能性を広げる人材育成策といえるでしょう。インクルーシブ(包摂的)な魅力がある
学びです。
もう一つ。STEAM誕生の背景には「知る学び」から「創る学び」への変革がある。いまはネットを通じて著名人ら
遠い存在の「特別な人」に限らず、誰もが世界に発信できて新たな価値の作り手になれるかもしれない。STEAM
教育はそうした「創造性の民主化」を促す契機になると考えます。
だから私自身は、STEAM教育を「21世紀の新しい学びであり、”遊び”」だと説明しています。
https://bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXZQOLM07D6H007022023000000?channel=BSH05015
【教育資料・コラム・書評】
13▼中教審大学分科会、教学マネジメント指針に大学入試について項目を追加
2023年1月25日の中央教育審議会大学分科会において、2020年1月22日に出された「教学マネジメント
指針」に大学入学者選抜の実施についての追加記載が行われた。文部科学省が入試についての指針を
示すのは今回が初めて。強制力はないものの2024年度以降の入試で変更を検討する大学・学部が出てくると
予測される。
この教学マネジメント指針追加案の「学力検査で課す教科・科目等」においては、学力検査で課す教科・科目は
特に初年次に開設される授業科目の履修に必要なものを課すことが第一であり、あえて課さない場合は入学前
教育やリメディアル教育の充実など適切な措置を求めている。学力検査を課さない場合でも、選抜資料高等学校
(ママ)の調査書や信頼性の高い資格・検定試験等を活用して確認する必要があるとしている。
https://univ-journal.jp/209248/
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/000212162.pdf
14▼間違いも正解も貴重な教材として共有。生徒同士が学び合う力を育てる
横須賀市立長沢中学校(星野嘉朗校長、生徒数363人)では、教師ができるだけしゃべらないことを目指し、
生徒が「学習リーダー」となってアクティブに授業を進めている。他の生徒と考えを共有する「ぶらぶらタイム」
なども全教科で実施。生徒たちはいきいきと目を輝かせ、テストへの取り組みや生活面での変化も見られる。
今回、星野校長、藤井亮平教諭(数学)、貝塚啓悟教諭(国語)、程島綾香教諭(理科)、二本木陽夏教諭(家庭)
に話を聞いた。
https://www.kyobun.co.jp/feature/pf20230215/
15▼コロナ禍と共働きの増加で高まるオンライン学習塾のニーズ
オンライン個別指導塾「そら塾」を運営するスプリックスは、保護者のオンライン学習塾に対する意識を
把握すべく、当塾保護者824名を対象にアンケート調査を実施。回答結果をグラフにまとめて公開した。
今回の調査では、送迎の必要がないことが塾選びのポイントになっていることだけでなく、子どもの意思で
オンライン学習塾を選ぶ割合が増えている他、半数以上が対面式ではなく、オンライン学習塾のみを検討していた
ことが明らかになった。
https://dime.jp/genre/1541259/
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【2】ELPAのイベント・セミナー・テスト・教材・書籍
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【イベント・セミナー】
▼ELPAオンラインセミナー
◆3月10日(金)15時ー16時(オンライン開催)
「学術リテラシー」の基礎となる「リーディングリテラシー」力の育成
ー大学入学前教育から初年次教育に向けての取り組みー
・永田麗(リーディングリテラシー研究会代表・河合塾ほか国語科講師)
・堤晋介(リーディングリテラシー研究会フェロー、算数数学・SPI非言語分野オンライン学習講師)
・難波俊樹(東京富士大学非常勤講師、東京女子学園中学校・高等学校先端学習部長)
※学術リテラシー:高校までに学んだことを大学生としての視点から学修するために必要な基盤能力
大学生として「自ら課題を見つけ、内容を理解・思考・判断してまとめ、他者へ伝える」力
◆3月22日(水)15時−17時(オンライン開催)
『ニューノーマル時代における大学入試と入学前教育』
◯ーオンライン入試テストにおける公平性を含めてー
・楊 達(ヨウ タツシ)早稲田大学文学学術院文学部教授 ・中国語教育総合研究所所長
◯入学後の学修に向けた入学前教育とプレイスメントテストのあり方
・白戸 治久(英語運用能力評価協会事務局長)
【ELPAテスト・教材】
▼E-Vision
https://english-assessment.org/evision/
▼リーディングリテラシー研究会にHPが出来ました。
https://sites.google.com/view/jrlt2020/
▼「新読解トレーニング 日本語リーディングリテラシー 錬成BOOK」9月20日刊行
読解力は情報化社会に適応するために必要な総合スキルです。
誤解や取り違えをすることなく相手の真意をとらえ、文脈の中での言葉の使われ方に注意して読み解くことが
肝要です。
言葉を前後の文脈から切り離しても正しい内容は理解できません。
正確な内容理解に必要なのは、周囲の記述との関係性に注意をはらい、かつ異なる情報を組み合わせたうえで、
「語意」や「文意」を把握することです。
本書は20年間英語能力を評価してきたNPOが日本語文章を読み解くスキルを鍛えるために開発した、
トレーニングテキストです。
https://english-assessment.org/books/
▼ELPAのテスト(中学・高校・大学・日本語)
https://english-assessment.org/test/
▼ELPAの教材・書籍・研究書
https://english-assessment.org/books/
▼ELPA Vision(https://english-assessment.org/books/)
最新号(第8号)が刊行されました。
https://english-assessment.org/elpa-wp/wp-content/uploads/2022/07/elpavision_08.pdf
【ELPA英語教育チャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCkQro2qd3BIZLYqSJxv7ACg/videos
※各セミナー全編動画はELPA会員に公開しています。
※非公開情報、著作権等の関係で公開していないセミナーもあります。
【イベント・セミナー・テスト・教材に関するお問い合わせ】
特定非営利活動法人 英語運用能力評価協会
橋本 shiho@english-assessment.org
〒162-0806 東京都新宿区榎町39-3 神楽坂法曹ビル501
Tel. 03-3528-9891(平日9:00~17:00)
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【3】ELPA事務局からのお知らせ
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<ELPA会員募集>
▼ELPAの趣旨・事業活動に賛同してくださる会員を募集しています。
英語教育や言語テストの評価・測定に関心のある方であればどなたでも、
ELPAの会員になっていただけます。
会員には「正会員」と「賛助会員」があり、
ELPAが開催する各種の研究会やセミナーへの参加費(動画視聴含)が無料になるほか、
ELPAの分析データやテストを研究活動に活用していただくことができます。
*オンラインセミナーの過去動画視聴もできるようになります。
https://english-assessment.org/members_recruitment/
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【4】ELPA Pick Up教育セミナー・イベント・コンテンツ・サービス情報
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<教育関係セミナー・イベント>
▼教育デザインと情報メディアを考えるシンポジウム
2023.2.27 [月] 13:00-18:00
青山学院大学 青山キャンパス 本多記念国際会議場
主催:青山学院大学附置情報メディアセンター
https://symp.aim.aoyama.ac.jp/
▼日本教育情報化振興会「教育の情報化推進フォーラム」
開催日時 : 2023年3月3日(金)10:30~18:00
2023年3月4日(土) 9:30~15:00
開催場所 : 国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟
東京都渋谷区代々木神園町3-1(小田急線:参宮橋駅 徒歩約7分)
https://www.japet.or.jp/com-edu-forum/2022/
▼3/3令和4年度EDU-Portシンポジウム「ポストコロナにおける学びの変容」
https://www.eduport.mext.go.jp/event/symposium/symposium-fy2022/
▼3/4日本テスト学会 第16回 学会賞記念講演会
http://www.jartest.jp/lectures16.html
▼3/11日本学術会議 心理学・教育学委員会 高大接続を考える分科会・教育関連学会連絡協議会(関連協)
主催 公開シンポジウム
「これからの教育政策のゆくえ」(オンライン・2023年3月11日開催)のご案内
▼3/14「GIGAスクール特別講座~量子力学100年の謎と量子コンピュータへの挑戦!~」の開催について
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/mext_00029.html
▼【日本アクティブ・ラーニング学会第7回全国大会】
【AI時代の教育学会 2022年度第2回研究大会】
合同開催 第二次案内(参加申し込み・発表申し込み・企業展示申し込み)
◯テーマ:「AI時代のアクティブ・ラーニング」
◯日時:2023年3月21日(火:祝)10:00〜17:00
◯会場:東京女子学園中学校・高等学校(4月から芝国際中・高)
会場とオンラインのハイフレックス開催
https://www.shiba-kokusai.ed.jp/
◯参加費:会員・非会員とも無料(参加登録が必要となります)
◯申し込み:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01a9q1g8qgu21.html
<プログラム>
◯基調講演「AI時代のアクティブ・ラーニング」
赤堀 侃司 氏(東京工業大学名誉教授、AI時代の教育学会会長)
◯パネルディスカッション「AI時代のアクティブ・ラーニングとは」
五十棲浩二 氏(経済産業省商務・サービスグループ サービス政策課 教育産業室長)
河添健 氏(東京女子学園中学校・高等学校校長、慶應義塾大学名誉教授)
中川一史 氏(放送大学教授、AI時代の教育学会副会長)
米田謙三 氏(関西学院千里国際中高等部教諭、日本アクティブ・ラーニング学会会長)
コーディネーター:石井 雅章 氏(神田外語大学教授)
▼教育クリエイターフェス「SCHOOL」
3/26(日)に武蔵野大学武蔵野キャンパスにて開催
https://educationcreator.school/
<教育コンテンツ・サービス>
▼ECC、日本人特有の英語の発音を聞き分ける音声認識技術で特許を取得
https://edtechzine.jp/article/detail/8864
https://www.ecc.co.jp/newsrelease/2023/20230207.pdf
▼「教育とメタバースに関する意識調査」 教育でのメタバース活用に期待する親は9割以上!
「不登校支援での活用」に注目! 一方で、インフラ整備やリアルでのコミュニケーションの減少が不安要素に
~「バーチャル留学」や「VR英会話」など、メタバース×英語学習にも魅力を感じる結果に~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000193.000013831.html
▼「ChatGPT」開発元のAI技術を活用、英会話学習アプリ「スピーク」に日本語版
https://japan.cnet.com/article/35199907/
▼学習指導要領コードから教育YouTube動画の検索が可能に、「eTeachers GIGA SCHOOL」で提供
まずは「とある男が授業をしてみた」を検索可能に
https://edu.watch.impress.co.jp/docs/news/1477624.html
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【5】その他(調査・報告・論文・提言など)
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▼「高等学校等における危機管理ガイドライン」の策定に関する検討会(第1回)配布資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/048/siryo/mext_01340.html
▼こども家庭庁設置に伴う文部科学省関係省令・告示の整備等に関する 省令・告示案に関するパブリック・
コメントを実施
令和5年2月14日
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_01188.html
※次回の配信は2023年2月24日(金)を予定しています。
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【発行】特定非営利活動法人 英語運用能力評価協会
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