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2023.03.17

VOL161 ELPAメールマガジン

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VOL161  ELPAメールマガジン (2023.3.17)
特定非営利活動法人(NPO)英語運用能力評価協会
https://english-assessment.org
☆HPが新しくなりました
〒162-0806 東京都新宿区榎町39-3神楽坂法曹ビル501
Tel. 03-3528-9891(平日9:00~17:00)
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★

ELPA事務局長の白戸です。
いつもメールマガジンをご覧いただきありがとうございます。
毎週金曜発行。次号は3月24日(金)配信予定です。

◆リーディングリテラシー研究会のHPが出来ました。
「日本語リーディングリテラシーテスト活用の手引き」
「探究学習・アクティブラーニング型授業資料集」を作成いたしました。
手引き・資料集をご希望の方は以下サイトをご覧いただき、ご連絡ください。
https://sites.google.com/view/jrlt2020/

┌───────────────────
■□ ELPAからのお知らせ □■
└───────────────────
▼空間概念研究所・ELPA共催オンラインセミナー
◆3月22日(水)16時-18時(オンライン開催)
『ニューノーマル時代における大学入試と入学前教育』
インターネット環境、e-learning、1人1台端末の普及により、オンライン学習は当たり前のものとなりつつ
あります。一方で大学入学試験・資格試験等ハイステイクステストをオンラインで行う際、ネックとなるのが
不正行為防止の難しさです。
今回のセミナーは次世代コンピュータによる外国語教育を専門とする株式会社空間概念研究所と共催とし、
オンラインでハイステイクステストを実施するために必要な要件、技術をご紹介します。技術の発展に伴って
英語技能の測定方法はどのように変化するべきかというご提案もします。
次回5月13日(土)に予定するセミナー(対面開催)では実際に参加者のみなさんにオンラインテストでの
不正防止用機器をお試しいただく予定です。
Zoom Meetings にて開催します。(参加無料)
セミナー概要:https://english-assessment.org/seminar230322/
【講師】
・楊 達(ヨウ タツシ) 早稲田大学文学学術院文学部教授 ・中国語教育総合研究所所長
・長柄智之 株式会社空間概念研究所・営業責任者
オンライン入試テストにおける公平性を含めて−−不正防止方法の紹介とバーチャルテストの可能性−−
・白戸治久 英語運用能力評価協会事務局長
入学後の学修に向けた入学前教育とプレイスメントテストのあり方
【日時】2023年3月22日(水)16:00~18:00(※ログインは開始5分前から可能)
【定員】先着50名(※定員になり次第または当日15時までで締め切り)
【参加費】無料
【お申し込み】Peatixからお申し込みください。(※無料)
https://elpa-seminar-20230322.peatix.com/

【セミナーお問い合わせ】
特定非営利活動法人 英語運用能力評価協会
担当:橋本志保 elpa@english-assessment.org
〒162-0806 東京都新宿区榎町39-3 神楽坂法曹ビル501
Tel. 03-3528-9891(平日9:00~17:00)

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目次
★━━★
【1】ELPA Pick Up教育情報
☆今週の注目情報
▼次期教育振興基本計画について(答申)

【2】ELPA 英語教育チャンネル・セミナー・テスト・教材・書籍
▼「新読解トレーニング 日本語リーディングリテラシー 錬成BOOK」
https://english-assessment.org/books/
リーディングリテラシー研究会のHPが出来ました。
https://sites.google.com/view/jrlt2020/

【3】事務局からのお知らせ
▼ELPAの趣旨・事業活動に賛同してくださる会員を募集しています。
https://english-assessment.org/members_recruitment/

【4】Pick Up教育セミナー・イベント・コンテンツ・サービス情報
▼【日本アクティブ・ラーニング学会第7回全国大会】
【AI時代の教育学会 2022年度第2回研究大会】
合同開催 第二次案内(参加申し込み・発表申し込み・企業展示申し込み)
◯テーマ:「AI時代のアクティブ・ラーニング」
◯日時:2023年3月21日(火:祝)10:00〜17:00
◯会場:東京女子学園中学校・高等学校(4月から芝国際中・高)
会場とオンラインのハイフレックス開催
https://www.shiba-kokusai.ed.jp/
◯参加費:会員・非会員とも無料(参加登録が必要となります)
◯申し込み:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01a9q1g8qgu21.html

【5】その他(調査・報告・論文・提言など)
▼『家庭学習調査 2022』

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【1】ELPA Pick Up教育情報
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◇【新しい時代の学びについて】
▼次期教育振興基本計画について(答申)(中教審第241号)

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1412985_00005.htm

我が国の将来を展望したとき、教育こそが社会をけん引する駆動力の中核を担う営みであり、一人一人の豊かで

幸せな人生と社会の持続的な発展に向けて極めて重要な役割を有している。教育振興基本計画は、将来の

予測が困難な時代において教育政策の進むべき方向性を示す「羅針盤」となるべき総合計画であり、本計画に

基づいて我が国の教育政策が展開されるよう教育関係各位による取組の推進を期待する。

https://www.mext.go.jp/content/20230308-mxt_soseisk02-000028073_1.pdf

2040年以降の社会を見据えた持続可能な社会の創り手の育成

将来の予測が困難な時代において、未来に向けて自らが社会の創り手となり、課題解決などを通じて、

持続可能な社会を維持・発展させていく・社会課題の解決を、経済成長と結び付けてイノベーションにつなげる

取組や、一人一人の生産性向上等による、活力ある社会の実現に向けて「人への投資」が必要

・Society5.0で活躍する、主体性、リーダーシップ、創造力、課題発見・解決力、論理的思考力、表現力、

チームワークなどを備えた人材の育成

https://www.mext.go.jp/content/20230308-mxt_soseisk02-000028073_2.pdf

▼GIGAスクール構想の下での校務DXについて

~教職員の働きやすさと教育活動の一層の高度化を目指して~

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/175/mext_01385.html

GIGAスクール構想が目指す学びの未来の相似形として次世代の校務DXを捉え、紙ベースの校務を単に

デジタルに置き換える(Digitization)のではなく、クラウド環境を活用した業務フロー自体の見直しや外部連携の

促進(Digitalization)、データ連携による新たな学習指導・学校経営の高度化 (Digital transformation)の

方向性を併せて示す必要がある。こうした取組は、教職を目指す学生や社会人等に対し、教育現場を

旧態依然としたものにしないという強いメッセージともなり、教師の魅力向上にも資すると考えられる。

https://www.mext.go.jp/content/20230308-mxt_jogai01-000027984_001.pdf

▼中央教育審議会初等中等教育分科会(第139回) 配付資料

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/siryo/1416449_00022.htm

第11期初等中等教育分科会の審議の状況について

1.第11期における審議実績

個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方に関する特別部会

https://www.mext.go.jp/content/20230308-mxt_syoto02-000027861_1.pdf

▼「”桃鉄”を教育で活用」発案者が語るゲームの凄み

「子どものゲーム」に悩む親に欠けている視点

──子どものゲームで悩んでいる親も多いですが。

まず考えなければいけないことは、親世代は、あまりにもゲームをひとくくりにしすぎている、ということです。

デジタルデバイスを持って、ピコピコしてたらそれは全部ゲーム、と思っていませんか? 定義が非常にふわっと

しているんですね。

しかし、その定義は子どもの概念にはないんです。例えば、学習アプリを、大人はゲームと捉えるけど、子どもは

これを勉強と捉えている。

子どもは別にゲームがしたいんじゃなくて、その遊びがしたい、というイメージなんです。

https://toyokeizai.net/articles/-/655667

▼中教審、なぜ「学習内容の重点化」を検討!?

既に始まる「次期」指導要領の改訂論議

「少なく教え豊かに学ぶ」が世界的な課題

もう知識の丸覚えは通用しない時代に

https://benesse.jp/kyouiku/202303/20230309-1.html

◇【教育改革・評価・教育データ・ICT】
▼日本の高校生が世界的に見ても「超優秀」といえるワケ。でも能力を生かさず海外に抜かれていく実情も

日本の若者の学力低下が懸念されているが、世界的にも教育レベルは高い水準にあり、部活動などを通じて

団体行動にも慣れている日本の高校生。今回はそんな日本の高校生の「優秀さ」とそれを生む日本の教育環境に

ついて解説する。

そんな世界的ハイスペック人材を無駄にしないためにここまで世界的に見ても日本の高校生は“超優秀”であると

ベタ褒めしてきたが、なぜ両手を挙げて賞賛できないのであろう。

それはその“優秀さ”が一過性だったり、それをその後うまく活かし切れていなかったりするからではないだろうか。

理系など一部の学部を除いては、日本の大学生はとにかく勉強しないことで有名だ。「勉強しない」というのは若干

語弊があり、「勉強しなくてもいい」という方が正しいかもしれない。

https://allabout.co.jp/gm/gc/496635/

▼「定期考査と朝課外」を廃止、与論高校が2年間で約30もの「見直し」ができた訳

「主体的な学び」実現のため「観点別評価」へ移行

今、学校現場は教育改革を推進するとともに働き方改革が喫緊の課題となっているが、「当たり前」を見直す

ことや何かを手放すことが難しい学校も多いのではないだろうか。こうした中、定期考査や地域で伝統的に

行われてきた朝課外などを廃止し、学習指導と学習評価を見直したのが、鹿児島県立与論高等学校だ。改革を

断行した校長の甲斐修氏に、その真意と「やめる極意」について聞いた。

https://toyokeizai.net/articles/-/656348

◇【英語教育・言語教育・STEAM・社会・環境】
▼英語学習の“既成概念”をとっぱらえ

今まで受けてきた英語教育は、文字を読んだり書いたりすることが中心でした。その結果、文字を見ないと

話せない、文章を日本語に訳さないと答えがでてこない、文字だけ学んでも音声にした時の英語らしい強弱や

抑揚が身についていない、ということが起こっています。だから、口頭だけの会話のやりとりに苦手意識を持つ

人が多いわけです。

これと対象的に、海外の人は英語を習い始めると比較的早く話せるようになります。理由を調べてみると、

学習法が全然違っていたのです。ずばり、海外の外国語の学習法は《アウトプット中心》で、「リスニング・

スピーキング」の繰り返しをたくさん行います。「初級者にはまだスピーキング学習は早い」などと言っているのは

日本だけのようです。

https://news.mynavi.jp/article/efficient-english-2/

▼間違いだらけの「学校英語」 難解な文法用語が生んでしまった過大な評価

「難解そう」な用語のせいで盲信されてきた学校文法

学校文法は内容のわりには過大に評価されてきた、私はそう考えています。この文法が数十年の間、本質的に

何も変更されず受け入れられてきた理由のひとつは、奇妙に思われるかも知れませんが、おそらく難解に見える

文法用語です。実のところ、難解でも高度でもありませんが難解そうに見える――そこがポイントです。人は

「難解そう」には弱いものです。難解そうな用語から壮大で精緻な理論的体系を想像してしまうのは人の常です。

https://www.gentosha.jp/article/22931/

▼中学「英検3級相当」6割に 新計画で目標引き上げ―中教審

中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)は8日、2023~27年度の教育施策の方針を示す新たな教育振興

基本計画をまとめた。計画では5年後の中高生の英語力について、中学校卒業段階で英検3級相当以上、高校

卒業段階で準2級相当以上の生徒の割合を6割以上にする目標を盛り込んだ。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023030801031&g=soc

▼テレビは「こどもの国語力」の基盤になりうるのか、目指すべきネットにはない「網羅性」

国語力とは狭義の読解力にとどまらず、語彙をベースにして情緒力、想像力、論理的思考力、表現力を中核と

した全人的な力を示します。自分の感情を言語できちんと知覚する、他人の考えや痛みを想像する、物事の

因果関係を考える、他者の理解を得られるように表現する。こうした力は学力の基盤となるものであり、やがては

生きる力そのものになっていきます。

私は、現代におけるテレビは、未来の子どもたちの国語力の基盤を作るために用いられる可能性があるのでは

ないかと思っています。最近の子どもたちの傾向を思い浮かべてください。彼らはネットニュースで、自分で取捨

選択して自分の興味のあるニュースしか見ませんし、ユーチューブでお気に入りのチャンネルばかりを閲覧する

ので限られたユーチューバーの語彙や表現にしか接しません。

https://toyokeizai.net/articles/-/656083

◇【教育資料・コラム・書評】
▼小学校高学年における教科担任制に関する事例集~小学校教育の活性化に繋げるために~(令和5年3月)

本事例集には、関係の学校や教育委員会に御協力いただきながら、5都道県の11小学校における

教科担任制の実践事例を掲載しており、それぞれの取組は、学校や地域の実情を踏まえた多様なもので

ありながらも、校長や教育委員会が、教科担任制を導入する目的や趣旨を各学校の教師にわかりやすく伝えると

ともに、導入のメリットを教師に実際に感じてもらい、一方で、導入に伴ってデメリットが生じないよう、管理職を

中心として学校マネジメント上の工夫を様々に凝らしているという、共通する特徴も見えてきます。

https://www.mext.go.jp/a_menu/other/mext_00005.html

▼「学歴の価値はどんどん下がっていく」 教育のプロが日本の大学は「もはや幕末」と指摘する理由とは

池田:先日、厚生労働省が2022年の出生数が過去最少の79万人だった、という数字を発表しましたが、

子どもの人口は確実に減ってきています。いずれ首都圏を除く地方では、大学全入時代が来るんですよね。

学歴の価値はどんどん下がっていって、企業の採用の人たちも学歴をあまり見ずに採用をし始めると思って

います。

矢萩:そうですね。ただ、東京に関しては日本全体の人口動態とは違う動きをつづけることが予測され、本質が

伴っているかどうかは学校によりますが、ブランド力はしばらく残ると思います。ただ、現在約800の大学がある

中で生き残っていくためには、偏差値という指標はいったん置いて、どんな教員がいて何が学べる大学なのかと

いう根源的なところに立ち返って「選ばれる学校運営」をしていかなければ、確実に淘汰されていきます。

ただ、僕はそれ自体はすごく健全なことだと思っています。

https://dot.asahi.com/dot/2023030900012.html?page=1

▼なぜ「高校入試」が必要なのか?研究で判明した1つの“真理”【塾講師が解説】

基礎的読解力は「15歳まで」に決まる

国立情報学研究所と名古屋大学による、基礎的読解力の上昇と年齢についての研究では、義務教育が終わった

時点、つまり15歳までに基礎的読解力は決まるという結果が出ています。以降の伸びは見られず、およそ

25%の生徒が教科書レベルの基礎的読解力を身に付けないまま、義務教育を終えている恐れがあると

指摘されています。

また、基礎的読解力と進学できる高校の偏差値との間には強い相関があり、個別最適化のための

システムとして、やはり受験は必要なのだと考えます。生徒を決まった枠にはめ込んで、その集団内の普通を

追い求めるのではなく、それぞれが本来の力を発揮しながら、日々成長していくことが望ましい姿であるのは

言うまでもありません。

https://gentosha-go.com/articles/-/48961

基礎的読解力向上策の研究

https://www.fukui-c.ed.jp/~fec/wp-content/uploads/2021/12/126_-05.pdf

▼“特別支援学校と小中高一体的に運営” モデル校創設案 文科省

障害のあるなしにかかわらず子どもたちが一緒に学ぶ環境を広げようと、文部科学省は、特別支援学校と

小中学校や高校のいずれかを一体的に運営するモデル校を創設する案を有識者会議で示しました。

障害のある子どもに対する日本の教育制度について、国連の障害者権利委員会は去年9月、「分離された

特別教育が永続し、通常の環境での教育を利用しにくくしている」と指摘し、障害のない子どもと一緒に学ぶ

取り組みを求める勧告を出しました。

こうした状況などを受け、文部科学省の有識者会議で9日、報告書の案が示されました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230309/k10014003351000.html

▼「みんな、ChatGPTの扱いがもったいない…」

ほとんどの日本人がチャットAIを使いこなせていない“決定的要因”

ChatGPTのホントの話/深津貴之インタビュー #1

深津 珍回答で評価している人のほとんどはChatGPTの扱いが雑すぎるんです。でも、それも当然の話で、

現状は、ほとんどの人がChatGPTから「知性的な回答」を引き出せるレベルまで使いこなせていないと

思っています。先ほどの話にも通じますが、平凡な質問をしていたら、平凡な答えしか返さないのがChatGPTの

基本的特徴の一つですから。

――言ってしまえば、質問のしかたで価値が大きく変わる、と。

深津 はい、「質問力」がすごく問われます。平均値は平均値でも、ChatGPTの機能を認識したうえで、品質の

高い平均値が出せそうな指示を出せるかどうかが、使いこなせるかどうかの分かれ目でしょう。

https://bunshun.jp/articles/-/61115

▼「AIに仕事は奪われませんよ」から「今度は本当に奪われますよ」のヤバすぎる逆転…

「第4次AIブームは《インターネットの発明》を超えるインパクトになる」と松尾豊さんが断言する理由

「今度は本当に仕事を奪われるかもしれない」

―ChatGPTなどの技術は、それほどすごいのですか? 人工知能の研究者として、こうした技術革新をどう

捉えますか?

脳の処理をすごく的確にモデル化したものがTransformerで、それが今のChatGPTにもつながっています。

いまでこそ、AIといえばエンジニアリング的な側面が重要になっていますけれども、昔から人工知能を

研究していた人から見ると、「知能」という研究面においても非常に面白いです。

仮に、今の技術レベルで進化が止まるとしても、世の中を相当変えるというのが確定したみたいな感じです。

しかもそこに、データや計算能力などを増やすとどんどん精度が上がる「ScalingLaw(データや計算能力などを

増やすとどんどん精度が上がること)」があるので、もっと賢くなるのが保証されているというか。もう止まる要素は

ないというか。ChatGPTの登場以降、それが確定したこの数ヵ月だと思います。

https://gendai.media/articles/-/107429

「日本人が“これから激変する第4次AI世界”で生き残るために必要なこと」とは?

「AI研究はタブー」とも言われた20年を第一人者が語る

日本にイノベーションが起こらなかったのは、当然だと思います。もし20年前に戻って、コンピューターやAIが

大事と、ちゃんとやっていれば、全然違っていたと思いますね。

―そんな中、松尾さんたちは新たなAI産業の創出を目指して、「DCON(※6)」を立ち上げられたと思います。

これにはどんな意図があるのでしょう?

高専生とディープラーニングは相性がいいと思っていますが、高専生はビジネス面が弱いので、DCONという

仕組みを作ったわけです。ただ、僕は日本がどうというより、AIが大事だと思うから大事だと思って

研究してきたし、高専生も普通にすごいから、すごいと言ってるだけなんですよね。

https://gendai.media/articles/-/107430

※6 DCON・・・松尾さんらが中心となって立ち上げた「DCON(全国高等専門学校ディープラーニング

コンテスト)」。高専生が、日頃培った「ものづくりの技術」と「ディープラーニング」を活用した技術を開発し、その

技術をもとに考え出した事業が、「ビジネスとしてどれだけの価値があるか」を競うコンテスト。2020年から正式に

始まり、今年で4回目を迎える。DCONをきっかけに起業した例もあり、AI産業の創出においても重要な役割を

果たしている。

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【2】ELPAのイベント・セミナー・テスト・教材・書籍
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【イベント・セミナー】
▼空間概念研究所・ELPA共催オンラインセミナー
◆3月22日(水)16時-18時(オンライン開催)
『ニューノーマル時代における大学入試と入学前教育』
インターネット環境、e-learning、1人1台端末の普及により、オンライン学習は当たり前のものとなりつつ
あります。一方で大学入学試験・資格試験等ハイステイクステストをオンラインで行う際、ネックとなるのが
不正行為防止の難しさです。
今回のセミナーは次世代コンピュータによる外国語教育を専門とする株式会社空間概念研究所と共催とし、
オンラインでハイステイクステストを実施するために必要な要件、技術をご紹介します。技術の発展に伴って
英語技能の測定方法はどのように変化するべきかというご提案もします。
次回5月13日(土)に予定するセミナー(対面開催)では実際に参加者のみなさんにオンラインテストでの
不正防止用機器をお試しいただく予定です。
Zoom Meetings にて開催します。(参加無料)
セミナー概要:https://english-assessment.org/seminar230322/
【講師】
・楊 達(ヨウ タツシ) 早稲田大学文学学術院文学部教授 ・中国語教育総合研究所所長
・長柄智之 株式会社空間概念研究所・営業責任者
オンライン入試テストにおける公平性を含めて−−不正防止方法の紹介とバーチャルテストの可能性−−
・白戸治久 英語運用能力評価協会事務局長
入学後の学修に向けた入学前教育とプレイスメントテストのあり方
【日時】2023年3月22日(水)16:00~18:00(※ログインは開始5分前から可能)
【定員】先着50名(※定員になり次第または当日15時までで締め切り)
【参加費】無料
【お申し込み】Peatixからお申し込みください。(※無料)
https://elpa-seminar-20230322.peatix.com/

【ELPAテスト・教材】
▼E-Vision
https://english-assessment.org/evision/
▼リーディングリテラシー研究会にHPが出来ました。
https://sites.google.com/view/jrlt2020/
▼「新読解トレーニング 日本語リーディングリテラシー 錬成BOOK」
読解力は情報化社会に適応するために必要な総合スキルです。誤解や取り違えをすることなく相手の真意を

とらえ、文脈の中での言葉の使われ方に注意して読み解くことが肝要です。

言葉を前後の文脈から切り離しても正しい内容は理解できません。正確な内容理解に必要なのは、周囲の

記述との関係性に注意をはらい、かつ異なる情報を組み合わせたうえで、「語意」や「文意」を把握することです。

本書は20年間英語能力を評価してきたNPOが日本語文章を読み解くスキルを鍛えるために開発した、
トレーニングテキストです。
https://english-assessment.org/books/
▼ELPAのテスト(中学・高校・大学・日本語)
https://english-assessment.org/test/
▼ELPAの教材・書籍・研究書
https://english-assessment.org/books/
▼ELPA Vision(https://english-assessment.org/books/
最新号(第8号)が刊行されました。
https://english-assessment.org/elpa-wp/wp-content/uploads/2022/07/elpavision_08.pdf
【ELPA英語教育チャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCkQro2qd3BIZLYqSJxv7ACg/videos
※各セミナー全編動画はELPA会員に公開しています。
※非公開情報、著作権等の関係で公開していないセミナーもあります。
【イベント・セミナー・テスト・教材に関するお問い合わせ】
特定非営利活動法人 英語運用能力評価協会
橋本 shiho@english-assessment.org
〒162-0806 東京都新宿区榎町39-3 神楽坂法曹ビル501
Tel. 03-3528-9891(平日9:00~17:00)

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【3】ELPA事務局からのお知らせ
──────────────────────────────
【ELPA会員募集】
▼ELPAの趣旨・事業活動に賛同してくださる会員を募集しています。英語教育や言語テストの評価・測定に

関心のある方であればどなたでも、ELPAの会員になっていただけます。
会員には「正会員」と「賛助会員」があり、ELPAが開催する各種の研究会やセミナーへの参加費(動画視聴含)が

無料になるほか、ELPAの分析データやテストを研究活動に活用していただくことができます。
*オンラインセミナーの過去動画視聴もできるようになります。
https://english-assessment.org/members_recruitment/

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【4】ELPA Pick Up教育セミナー・イベント・コンテンツ・サービス情報
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【教育関係セミナー・イベント】

▼【日本アクティブ・ラーニング学会第7回全国大会】

【AI時代の教育学会 2022年度第2回研究大会】

合同開催 第二次案内(参加申し込み・発表申し込み・企業展示申し込み)

◯テーマ:「AI時代のアクティブ・ラーニング」

◯日時:2023年3月21日(火:祝)10:00〜17:00

◯会場:東京女子学園中学校・高等学校(4月から芝国際中・高)

会場とオンラインのハイフレックス開催

https://www.shiba-kokusai.ed.jp/

◯参加費:会員・非会員とも無料(参加登録が必要となります)

◯申し込み:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01a9q1g8qgu21.html

<プログラム>

◯基調講演「AI時代のアクティブ・ラーニング」

 赤堀 侃司 氏(東京工業大学名誉教授、AI時代の教育学会会長)

◯パネルディスカッション「AI時代のアクティブ・ラーニングとは」

 五十棲浩二 氏(経済産業省商務・サービスグループ サービス政策課 教育産業室長)

 河添健 氏(東京女子学園中学校・高等学校校長、慶應義塾大学名誉教授)

 中川一史 氏(放送大学教授、AI時代の教育学会副会長)

 米田謙三 氏(関西学院千里国際中高等部教諭、日本アクティブ・ラーニング学会会長)

 コーディネーター:石井 雅章 氏(神田外語大学教授)

▼教育クリエイターフェス「SCHOOL」

3/26(日)に武蔵野大学武蔵野キャンパスにて開催

https://educationcreator.school/

▼日本教育工学会2023年春季全国大会・シンポジウム
「1人1台端末時代における教育工学研究の役割」のご案内
来たる3月25日・26日、日本教育工学会春季全国大会が東京学芸大学で開催されます。大会2日目の3月
26日午後には、シンポジウム「1人1台端末時代における教育工学研究の役割」を開催する運びとなりました。
「GIGAスクール構想」の整備により1人1台端末を活用したデジタル教材、授業支援システム、クラウド、教育
データなどが進められています。本シンポジウムでは、政策・研究・実践などに関わる多様な立場から、現在の
取り組みで得られた知見を共有し、これからの時代において期待される教育工学研究の役割について議論
します。
どなたでもオンライン無料でご参加いただけますので、ご興味のある方はぜひご気軽にご参加ください。
■日時
2023年3月26日(日) 14:40-16:40
■ 参加方法
公開配信用URL↓↓ こちらのURLからYouTube Liveにご参加下さい。
https://onl.sc/w2LWPe2
■ 参加費:無料

▼《3月28日配信》 シンギュラリティはすでに起きている? 予想を越えるAI技術とその空洞の中身

https://wirelesswire.jp/2023/03/84241/

▼3/29グローバル・マネーウィーク2023 金融庁特別企画

~みんなで考えよう!これからの金融教育~

https://www.fsa.go.jp/news/r4/sonota/20230303/20230303.html

【教育コンテンツ・サービス】

▼「一般社団法人こどもDX推進協会」設立

https://kodomodx.or.jp/

▼早稲田大学、会話AIを使った英会話能力判定システム「LANGX Speaking」を授業の英語能力判定テストに

採用

https://edtechzine.jp/article/detail/9000

▼茨城県、県立IT未来高校・県立つくばサイエンス高校4月1日開校

https://ict-enews.net/2023/03/10ibaraki-3/

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【5】その他(調査・報告・論文・提言など)
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▼『家庭学習調査 2022』を実施

新しい生活様式での変化や教育ICTスキルの習得機会や期待、自学自習による効果と子どもの未来への

希望は?

【データから見えた10のトピックス】

① テレビを見る、外(公園や広場など)で遊ぶ、友達の家で過ごす時間は減少

② 子どもの動画配信視聴は、時間・機会ともにますます増えている

③ 子どもが家で学習するのは、週平均「5.7日」、1日の学習時間は「31.8分」

④ 子どもについて最も気にかかっていることは「子どもの友達関係」で35%

⑤ 子どもの情報機器スキルの習得機会は「学校の指導」が53.5%で最多。自力習得も4割を超える

⑥ 情報機器を子どもより使い慣れている親は55.2%

⑦ 教育ICTに期待しない親は14.2%と更に減少

⑧ 子どもの学習に関し、ほめることを大切にしている親が増えている

⑨ 子どもが家庭学習に熱心に取り組むようになるきっかけは「自力で課題を解ける」こと

⑩ 子どもの未来に希望を持てる親は63.6%

https://www.kumon.ne.jp/press/12952/

■次回の配信は2023年3月24日(金)を予定しています。

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